知りたい!サイエンス
身近なクスリの効くしくみ―薬理学はじめの一歩

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774142814
  • NDC分類 491.5
  • Cコード C3047

内容説明

頭が痛いとき、おなかが痛いとき、かぜをひいたとき、私たちは何気なくクスリをのんだりしていますが、いったいどんなクスリをのんでいるのか、考えたことはありますか?そのとき、身体のなかでは何がおこっているのでしょうか?クスリのこと、身体のことをもっと知りたいあなたへ。

目次

第1章 薬とはなにか
第2章 「薬が効くしくみ」を知るために
第3章 「痛み」を知れば薬がわかる
第4章 頭が痛いときの薬
第5章 胃が痛いとき、おなかが痛いときの薬
第6章 アレルギーの薬
第7章 「かぜ」をひいたときの薬

著者等紹介

枝川義邦[エダガワヨシクニ]
早稲田大学高等研究所准教授。東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。博士(薬学)。名古屋大学、日本大学、早稲田大学における医学・薬学系の研究・教育に携わる傍ら、ビジネススクールにてMBAを取得。早稲田大学スーパーテクノロジーオフィサー(STO)プログラムを主席にて修了し、初代STOの称号を得る。専門は脳神経科学。記憶のメカニズムや薬の研究をしている。ナノテクを用いたミクロな世界の薬理学研究から、脳の神経ネットワーク解析、人間の記憶や消費行動をもとにしたマーケティング理論まで研究分野は多岐に渡る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gondan

9
★★★☆☆ 薬理学というものは初めてだったが、薬の中でも需要の多いであろう「痛み」に焦点を当てた入門書だが、広い薬理学の範囲のなかでうまく対象を絞って読みやすくなっているなという印象。途中、痛みのメカニズムの説明もあり、薬の作動薬と拮抗薬の作用を椅子取りゲームに例えていたのはとてもわかりやすくて良かった。2012/04/14

ゆきのすけ

2
「身体のしくみと身近なクスリ」の教科書。頭痛の仕組みが印象に残っている。痛みが来そうだなーというときにクスリを飲む方が、痛くなってから飲むよりも効果的。2011/01/27

うみ

1
頭痛の仕組みに興味津々。まだ色々と解明されていないことがいっぱいなんだなあ。2016/10/25

ぴーたろー

0
初歩の薬学的知識から、頭痛、腹痛、風邪、アレルギーなど身近な薬まで、仕組みとターゲットを、初心者にも非常に分かりやすく書いてあって、非常にためになった。メモ リガンド、アゴニスト、アンタゴニスト 細胞膜(親水性シグナル)or細胞内受容体(親油性) アラギドン酸カスケードとプロスタグランジン発痛増強物質 NSAIDS アレルギー①免疫抑制薬 ステロイド ②ケミカルメディエータ遊離抑制薬③抗ヒスタミン 塩酸+ペプシンで蛋白質消化 胃酸分泌抑制①抗ヒスタミン②抗コリン③プロトポンプ阻害④抗ガストリン2015/12/10

Masaru Ueda

0
薬理学と聞くと敷居が高そうですが、読みやすかったです。2013/07/26

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