内容説明
分子からクォーク・レプトンへ。物質の最小構成要素は何か、この永遠の課題を人類はどこまで知ったのだろうか。つきとめられた6種類のクォークとレプトンは、どのように物質を構成するのか。理論はどこまで進んでいるか。ヒッグス粒子、超対称性粒子、ブラックホール…今、スイスで史上最大の粒子加速器LHCが稼働を始め、宇宙の根源を解き明かそうとしている。
目次
第1章 素粒子の発見の歴史
第2章 量子論から量子力学へ
第3章 量子力学から場の量子論へ
第4章 クォークとレプトン
第5章 CPの破れから標準理論を越えて
第6章 加速器入門