知りたい!サイエンス
涙のチカラ―涙は7マイクロリットルの海

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774134413
  • NDC分類 496.1
  • Cコード C3045

内容説明

涙は人の体のなかでとても小さな環境だ。太古の昔から大切に抱え持ってきた小さな海。たった7マイクロリットルの海だけどその中には、とてつもなくたくさんの科学、緻密な生物のメカニズムが秘められている。涙といえば、泣くときに流れるものを思い浮かべる人も多いだろうけれど、実は普段もしっかり仕事をしている。目の表面が必要とするビタミン類やタンパク質などを供給し、外からの進入物や、古くなってはがれ落ちた細胞を運び去る。体に血液が必要なように、目にとって涙は不可欠だ。涙という小さな環境にフォーカスすることでその大きなチカラが見えてくる。

目次

第1章 世界一小さな海―涙
第2章 涙はなぜしょっぱいのか
第3章 涙が乾く!?まばたきのメカニズム
第4章 急増する現代病「ドライアイ」
第5章 「涙」にフォーカスして見えてきたこと
第6章 現代人は乾いている!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

2
まだドライアイという言葉が一般に浸透していない時代からその研究を続けてきた人間が一般向けに書いたもの。2009/03/30

あおい

1
涙とめるホウホウを探してよんだほんなんだけど涙でるなら全部だせ的なことがかいてて……この本もどこかで教材にされてるのかな?

カノン

0
ドライアイとアンチエイジングは関係がある。活性酸素を抑えるサプリなどで、ドライアイを改善できる。2009/06/30

おかみつる

0
涙はなぜ必要なのかを丁寧に説明しているサイエンス本 とても難しいことを分かりやすく説明していて文章もなかなかおもしろい さくさくと読めます ドライアイを研究している人がそれほど少ないことや、致命的な病気ではなければ研究もあまり行われておらず反対に煙たがられているなんていうのは驚きですね 病気になってからではなく、病気になる前に病気にならない為にはどうすべきなのかという視点で研究している作者の考え方は素晴らしいです ドライアイについて興味を持った人は詠む価値はあります 治療法とかは載っていないですけどね

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