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自然葬と世界の宗教

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784773632118
  • NDC分類 385.6
  • Cコード C1039

出版社内容情報

古来、死者を葬り、死後の世界をどう説明するかは宗教と分かちがたかった。世界の宗教の多様な教義と歴史から見て、はたして「現代の自然葬」は普遍性を持ちうるのか。斯界の研究者がキリスト教、イスラーム、老荘・孔子、神道、仏教の視点から論じ、市民運動の実績と重ねる。

内容説明

キリスト教、イスラーム、老荘思想、神道、仏教、それぞれの宗教の多様な教養と歴史から見て自然葬は一定の普遍性を持ち得るのか―現代のような時代の変わり目にあってそれぞれの宗教・思想はどの程度まで自然葬という考えを許容できるのか―こうした問題意識を前提に各宗教・思想の研究者が自然葬の源流を探る。

目次

自然葬の源流をキリスト教に探る
イスラームの死生観と葬送制度―生者と死者の共生の場
「自然葬」の源流―中国の場合
神道の葬儀
仏教と自然葬
現代の問題としての「自然葬」
市民運動としての自然葬

著者等紹介

中村生雄[ナカムライクオ]
1946年静岡県生まれ。静岡県立大学国際関係学部助教授、同教授、大阪大学大学院文学研究科教授を経て、学習院大学教授。専門は、日本思想史・比較宗教学

安田睦彦[ヤスダムツヒコ]
1927年愛知県生まれ。東京大学法学部卒業。朝日新聞社として社会部デスク、編集委員などを経て1986年に退職後は、フリージャーナリストとして水問題に取り組む。1991年に「葬送の自由をすすめる会」を結成して会長に就任し、日本における自然葬実施に道を拓く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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