パーソナリティ障害治療ガイド―「自己」の成長を支えるアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772409964
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3011

内容説明

マスターソンは、「パーソナリティ障害」概念の確立、そしてその治療技法の発展に永く貢献してきたことで知られる。本書は名著『青年期境界例の治療』に端を発する彼の研究・臨床の成果に最新の臨床知見を加えて解説するとともに治療の実際が学習できる、いわばマスターソン・アプローチのガイドブックである。パーソナリティ障害治療の入門ガイドとして、また中級者以上にはさらなるステップのきっかけとなる実践ガイドとしても役立つものである。

目次

第1部(パーソナリティ障害における自己―アタッチメント理論、神経生物学的脳研究、および発達的対象関係論の統合;マスターソン・アプローチ―用語の定義;鑑別診断;境界性パーソナリティ障害;自己愛性パーソナリティ障害;スキゾイド・パーソナリティ障害;境界性パーソナリティ障害における外傷;パーソナリティ障害と心的外傷をあわせもつ患者への逆転移;マスターソン・アプローチの発展)
第2部 問題集

著者等紹介

神谷栄治[カミヤエイジ]
東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。中京大学心理学部准教授。臨床心理士。精神分析学会認定心理療法士

市田勝[イチダマサル]
名古屋大学医学部医学科卒業。現在、名古屋掖済会病院精神科部長。精神科医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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