目次
海図とは何か―海図本の出版によせて(海図を見たことがありますか;海図の歴史と役割 ほか)
第1章 海図は生きている(海図は航海の道しるべ;海図の法的性格(船への備え付け義務) ほか)
第2章 海図の地名―海底は地球最後のフロンティア(海図の地名;離島名称の地図及び海図への記載 ほか)
第3章 新たな海の秩序と海図の役割(海に広がる日本の領域と海図;海の秩序の形成・海洋法の歴史 ほか)
第4章 海図を深く知る(海図作製の歴史;内外の海図作製の動向 ほか)
参考 海図などの閲覧・購入方法
著者等紹介
八島邦夫[ヤシマクニオ]
元・海上保安庁海洋情報部長。1948年宮城県生まれ。東北大学理学部地理学科卒業。1971年に海上保安庁入庁。以来、主に水路部・海洋情報部にて海図・海底地形図作製等に従事し、第五管区海上保安本部(神戸)水路部長、本庁領海確定調査室長、海上保安大学校教授、本庁水路部沿岸調査課長、水路部企画課長、第九管区海上保安本部(新潟)次長、本庁海洋情報部長を歴任。退官後は(一財)日本水路協会理事、技術アドバイザー、(株)武揚堂顧問等を歴任し、現在は(公社)東京地学協会監事。専門は海洋地図学・海底地形学で博士(理学)。GEBCO(大洋水深総図)指導委員会委員・SCUFN(海底地形名小委員会)委員等を歴任したほか、現在「海底地形の名称に関する検討会」委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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