目次
第1章 託された思い
第2章 最大の悲劇
第3章 恐るべき土砂災害
第4章 震災当時の地震学
第5章 関東地震はなぜ起こったか
第6章 地震学者と社会
著者等紹介
武村雅之[タケムラマサユキ]
鹿島建設株式会社プリンシパルリサーチャー。理学博士。1952年京都市生まれ。1981年東北大学大学院理学研究科博士課程修了、鹿島建設入社。現在、同小堀研究室在籍。内閣府中央防災会議専門調査会委員ほか、各学会の理事・委員などを務める。2007年日本地震学会論文賞受賞。専門は地震学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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RISK
1
関東大震災にフォーカスして実際の被害状況を比較したりもしてますが、主に「地震学」「地震学者」の本だと思ってます。日本の地震研究が「震災の予防」に重点を置いて発展したことにはちょっと誇りを感じます。耐震構造の普及>地震知識の普及>地震予知の順で重要、と。2011/08/12
アルゴン
0
★★★☆ 前半、関東大震災の被害状況が描かれていますが、これからの提示がなかったのが不満といえば不満。後半は今村明恒という人のすごさが分かりました。ただ「防災」というよりは「地震学」の本で、読むのに骨は折れます。2011/08/12