内容説明
20世紀以降、多くの学問に影響をあたえ続ける「現象学」。その創始者とされるフッサールをはじめ、ハイデガーやメルロ=ポンティなどの思索をたどりながら、現象学の根本的主題と対峙するための入門書。
目次
第1部 方法論的根本主題(現象;一人称パースペクティヴの意義;現象学的エポケーと還元;事象そのものへ;生世界;メルロ=ポンティの『知覚の現象学』序論)
第2部 具体的分析(空間の身体;相互主観性;現象学と社会学)
著者等紹介
ザハヴィ,ダン[ザハヴィ,ダン] [Zahavi,Dan]
1967年、デンマーク、コペンハーゲン生まれ。現在、コペンハーゲン大学教授、同大学主観性研究センター長
中村拓也[ナカムラタクヤ]
1976年生まれ。現在、同志社大学文学部助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マコッサ
2
どこが初学者向きなんだか・・・翻訳のせい?2022/08/22
tetsv8
1
うーん,読みづらい。知識が入ってないから,読めないのか、読んでも内容が入ってこない。 もう少し分かりやすいものが必要と思った。2024/05/01
コウセイ
1
最後まで読んでないが。 初学者向けじゃないし、そうなるとこの本は誰向けなのか分からない。2017/07/09
有智 麻耶
1
翻訳が直訳調過ぎて内容が頭にほとんど入ってこなかった。現象学に関する文献の一冊目としては微妙かもしれない。また、フッサールは自らの超越論的現象学を「新デカルト主義」としていたというが、結局、現象学の言う相互主観性は独我論的なものではないかと思った。自己移入によって構成された他者は、他者の他者性を消去された他者でしかないのではないか。2017/07/07
コマイヌ
1
半ば字を追うだけだったしノートも取ってないからほとんど意味がないかもしれない……「現象学的な心」の人だった、あっちをもう一度読み直して参考文献を辿るか。こっちにfurther studyは載ってなかった。2015/10/25