ベンサム「公開性」の法哲学

個数:
電子版価格
¥9,240
  • 電書あり

ベンサム「公開性」の法哲学

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月18日 07時34分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 536p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766428735
  • NDC分類 133.4
  • Cコード C3010

出版社内容情報

ベンサム・リヴィジョニズム。ベンサム研究の大家、ジェラルド・ポステマによる現代ベンサム研究の到達点。

ベンサムの思想全体を――統治・法の思想のみでなく、その道徳理論も含めて――「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。



ベンサムの功利主義的な道徳哲学と法実証主義的な法理論についての一般に流布した解釈ははたして正しいのか?

本書はこの一般に流布した解釈から、彼の著作を救おうと努める「解釈的な救出作戦」である。



ベンサム・リヴィジョニズム。

ベンサムの公共哲学は、コモン・ローの法学者たちのモデルからは離れた、法理学のための新しい法のモデルを含んでいた。すなわち、法の性質についてのベンサムの理解の独創性、そして、彼の核となる規範的原理であった功利性の原理の独創性は、この終生に渡る立法の構想の期間においてそれらが精緻化されていることを見ない限り、十分に正当に評価することはできない。

本書は、そのような正しい認識を探求するものである。

内容説明

ベンサムの思想全体を―統治・法の思想のみでなく、その道徳理論も含めて―「公開性(publicity)」をその統合的概念として再構成する試み。

目次

第1部 ベンサムの理論的基礎(意味、分析と説明―思考の技術;人間の心理学―個人と社会;規範理論―功利性の原理;公開性とベンサムの価値の理論の進展;ベンサムの平等に感応的な価値の理論;普遍的利益と特殊な利益)
第2部 ベンサムの法理学(功利性、公的なルールとコモン・ローの司法的判断;功利性と命令―ベンサムの普遍的法理学の根源;事実、フィクションと法―証拠法の基礎;「フランスのナンセンス」の擁護―憲法学における基本的権利;功利主義的国際秩序;正義の魂―ベンサムと公開性、法と法の支配;ベンサム―公開性の理論家)

著者等紹介

ポステマ,ジェラルド・J.[ポステマ,ジェラルドJ.] [Postema,Gerald J.]
1948年生まれ。ノースカロライナ大学チェペルヒル校名誉教授(Professor of Philosophy,Emeritus)。専門は法哲学、法思想史

戒能通弘[カイノウミチヒロ]
1970年生まれ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス法学修士課程修了。博士(法学・同志社大学)。同志社大学法学部教授。専門は法思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品