出版社内容情報
▼慶應義塾大学商学部での長年の授業を基に、15回の講義形式でわかりやすく解説した決定版テキスト!
▼マーケティング研究が、経済学、心理学、哲学など多様な学問を吸収してきた理由と、その歴史的なトレンドを理解できる!
▼マーケティングが、技術革新や消費者行動など現実社会の変化を受け、生産から販売まで企業の意思決定全体をカバーする重要な活動へと成長していく過程が見える!
時代の変化とともに、産業が変わり、消費者が変わり、そしてマーケティングが変わる。
企業のマーケティング活動が、なぜ「経営そのもの」へと拡張されてきたのか?
企業実践と理論研究の双方の論争史から、マーケティングの過去・現在・未来を読み解く決定版テキスト!
内容説明
マーケティングが、技術革新や消費者行動など現実社会の変化を受けてその対象を拡大し、生産から販売まで企業の意思決定全体をカバーする重要な活動へと成長していく過程が分かる!マーケティング研究が、経済学、心理学、哲学など多様な学問を吸収してきた理由と、その理論と方法の歴史的な変遷を理解できる!卒業論文・修士論文の執筆に役立つ文献一覧も充実、研究の潮流を俯瞰でき、読むべき重要論文も見つかる!研究対象としての企業実践とそれを説明する研究方法の歴史から、マーケティング研究の過去・現在・未来を読み解く決定版テキスト!
目次
第1部 マーケティング研究の登場と第2次世界大戦前の展開“第1部の時代とマーケティング行為”(マーケティング研究の対象とマーケティング研究登場の知的背景;初期マーケティング研究の状況と第2次世界大戦前のマーケティング研究の展開)
第2部 第2次世界大戦後の企業環境の変化とマーケティング研究“第2部の時代とマーケティング行為”(戦後のアメリカ経済とマネジリアル・マーケティング;戦前のマーケティング研究の反省―マーケティング・サイエンス論争 ほか)
第3部 1970年代におけるマーケティング研究の動向“第3部の時代とマーケティング行為”(マーケティング研究の対象に関するメタ論争―マーケティング概念拡張論争;1970年代のミクロ的研究における新しい動向 ほか)
第4部 1980年代以降におけるマーケティング研究の動向“第4部の時代とマーケティング行為”(マーケティング研究の方法に関するメタ論争―マーケティング方法論論争;マーケティングの研究の対象における焦点の変化―関係性マーケティング ほか)
著者等紹介
堀越比呂志[ホリコシヒロシ]
慶應義塾大学名誉教授。1977年慶應義塾大学商学部卒、79年同大学院商学研究科修士課程修了、84年同博士課程単位取得退学。2000年博士(商学)。1986年青山学院大学経営学部専任講師、90年同助教授、99年慶應義塾大学商学部助教授、2001年教授。2020年退職、名誉教授。この間、2005~2008年マーケティング史研究会(現・学会)世話人、2006~2009年および2013~2016年日本商業学会理事、2016~2018年日本ポパー哲学研究会代表、2012~日経広告研究所論文審査委員会委員長など歴任。専門は、マーケティング学説史・方法論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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