出版社内容情報
▼世界十大小説『白鯨』を通じて知るクジラと海の神秘!
▼海や海の生き物と関わる人々の知恵、自然愛を知る。
▼「海」をめぐる文学的想像力と自然科学の交差点。
白いクジラを追って捕鯨船が世界の海を冒険する物語『白鯨』、その豊かな内容を現代の自然科学の水準で検証し、読み解きながら、人間とクジラの長い営みから得た知恵を現代に蘇らせる!
目次
実用鯨学―潮吹き、五感、頭部の解剖
鯨とヒトの知性
竜涎香―海に隠された香りの秘密
サンゴ虫―生命のドームとしての珊瑚礁
大摩羅
鯨の骨格と化石
鯨は減っていくか?
海燕―予兆を告げる鳥
台風とセント・エルモの火
航海術―羅針盤と死の推測航法〔ほか〕
著者等紹介
キング,リチャード・J.[キング,リチャードJ.] [King,Richard J.]
海洋文学研究者、ライター、イラストレーター。スコットランドのセント・アンドリュース大学で博士号を取得。同大で教員を務めた後、米国・ウッズホール海洋研究所内の海洋教育協会(Sea Education Association)で客員准教授を務める。海洋文学とその背景にある海事・漁業文化を研究する傍ら、過去25年以上にわたり船員・教員として数々の航海に出ている
坪子理美[ツボコサトミ]
英日翻訳者。博士(理学)。メダカやプランクトンなどの水棲動物を材料に、動物の前動の多様性と遺伝子の関係を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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