トルコ民族の世界史 (新版)

個数:

トルコ民族の世界史 (新版)

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2024年03月29日 05時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 222p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766428094
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C0022

出版社内容情報

イスラーム世界を理解するためのキーワード



▼騎馬遊牧民族に起源をもつトルコ民族と先住民族との時間的・空間的な関わりをダイナミックに分析し、クルド人問題、ナゴルノ=カラバフ紛争など、トルコ周辺の民族やナショナリズムの諸問題を歴史的な視点から見渡していく。

▼トルコ周辺の複雑な問題について政治的手法、国際関係の視点から検討する類書は多いが、過去にさかのぼりその根にある問題について歴史的な分析をとおして検討しているのは本書だけ。

▼新版では、直近20年の情報をアップデート。

▼文献案内も更新し、より深い学びへの入り口となっている。

目次

序章 イスタンブルに民族の問題を見る
第1章 トルコ民族とは何か
第2章 ペルシア=イスラーム世界への道
第3章 東方キリスト教世界のトルコ化
第4章 未完のトルキスタン国家
第5章 アゼルバイジャン 二つの顔
第6章 変転するトルコ人の民族意識
終章 灰色の狼はよみがえるのか

著者等紹介

坂本勉[サカモトツトム]
慶應義塾大学名誉教授。専攻、近代イスラーム社会史・経済史、トルコ民族史。1945年生まれ。1969年慶應義塾大学文学部東洋史専攻卒業。1975年慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。慶應義塾大学文学部助手、助教授、教授を経て2011年より名誉教授。1976‐78年テヘラン大学・ケンブリッジ大学中東センターに留学、1987‐89年日本学術振興会西アジア地域センター派遣研究員およびアンカラ大学言語・歴史・地理学部講師としてトルコに滞在、1999‐2000年ボアジチ大学(イスタンブル)文理学部訪問教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

18
広義の「トルコ」、突厥や鉄勒に代表される所謂テュルクの歴史を扱った一冊。言語的な広がりを見ると、ユーラシアの中央に大きなまとまりを持っているけれども、その内実はイスラームに飲み込まれ、ナショナリズムの嵐にも曝されて、民族的な一体感はそれほどでも。独立国として隣国アルメニアと対立する北部とイランの一地方になった南部という、地理上でのアゼルバイジャンの姿が象徴的。あと国家としての「トルコ」と民族としての「トルコ」は、きちんと分けて考えるべきということを再確認。意図的にその辺をごまかす主張には要注意である。2022/08/11

サケ太

18
トルコ民族とは何か。その始まりが、モンゴル高原にあったとは知らなかった。そこから広がっていくトルコ系民族。彼らの民族性が確立していく過程。トルコ系と言えば、トルコ共和国やオスマン帝国しか思い浮かばなかったのだが、実際は中央アジアを含めて数多くのトルコ系が存在していることにびっくりした。トルコの抱える民族問題。トルコの世界的な役割や推察される方向性。非常に興味深く読めた。2022/06/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19658545
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。