出版社内容情報
▼何が「欠陥」か? 何を「証明」すべきか?
▼制定施行から25年を超える製造物責任法。蓄積された裁判例を法の中核的要件である「欠陥」の法的意義、その証明問題に絞り、平野教授が徹底的に分析、解説する。
▼300を超える判例を分析した、実務家・企業担当者・消費者団体をはじめ、製造物の実務・法務にかかわる全ての人に向けた必読参考書!
内容説明
何が「欠陥」か?何を「証明」すべきか?300を超える製造物責任法の判例を、「欠陥」の法的意義、その証明問題に絞り、徹底的に分析・解説!実務家・企業担当者・消費者団体など製造物の実務・法務にかかわる全ての人に向けた必読参考書!
目次
序章
第1章 欠陥をめぐる裁判例の概説(欠陥をめぐる裁判例1―食品;欠陥をめぐる裁判例2―医薬品について ほか)
第2章 欠陥の意義と分析(総論的考察―違法性要件としての「欠陥」;欠陥をめぐる裁判例の整理・分析 ほか)
第3章 欠陥及び因果関係の証明についての裁判例(総論的考察;製造物責任法制定後の欠陥及び因果関係の証明をめぐる裁判例)
第4章 欠陥及び因果関係の証明についての考察(欠陥及び因果関係の証明についての判例の一般論;判例を参考とした各論的分析 ほか)
結章
著者等紹介
平野裕之[ヒラノヒロユキ]
慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授。早稲田大学法学部非常勤講師、日本大学大学院法務研究科(法科大学院)非常勤講師。1981年司法試験合格、1982年明治大学法学部卒業、1984年明治大学大学院法学研究科博士前期課程修了、1984年明治大学法学部助手、1987年明治大学法学部専任講師、1990年明治大学法学部助教授、1995年明治大学法学部教授を経て現職。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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