記憶(とき)の居場所(すみか)―エコノミストがみた日常

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記憶(とき)の居場所(すみか)―エコノミストがみた日常

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  • サイズ 46判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766427813
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

出版社内容情報

迂回しながらひと筋を貫く



新潟から上京、理系大学で材料工学を学び、素材メーカーで人工骨の開発に携わるはずが、何の因果か非理系の保険会社に入社。

平成の「失われた30年」の激流を逡巡迂回しながら渡りきり、節目で怜悧なコメントを発進しつづけてきた人気エコノミストが“フツーのオジサン”目線で捉えたこの国の変容を、自らの歩みとともに綴る痛快経済エッセイ!



▼一流エコノミストは、日頃どんな視点でものを見ているのか?

▼著者の人生の中で大きな転機となった「1997年」を軸に、「一本道を歩んできた」と思えた新潟時代と「エコノミストとしての立ち位置の確立」を模索した平成期という二つのステージを顧みながら、軽妙なタッチで描写する随想集。

▼公人の矜持と私人の葛藤がほどよくミックスされた、共感度抜群の51話。



いまや朝夕の経済ニュースに常連コメンテーターとして引っ張りダコの著者にも、日常の中であれこれと思い悩むことは多い。

一見便利そうだが実はいろいろと使い勝手が悪いこの国のシステムを嘆いた「子育て支援の『ちょっとピンぼけ』」、コンビニのレジ袋で七転八倒する「わかっちゃいるけどやめられない」、経済を専門に学んできたほかのエコノミストと伍するために取った

「『書かない殿下』の逆張り戦略」など、思わず笑みがこぼれる珠玉のストーリー満載。

内容説明

新潟から上京、理系大学で材料工学を学び、素材メーカーで人口骨の開発に携わるはずが何の因果か非理系の保険会社に入社。平成の「失われた30年」の激流を逡巡迂回しながら渡りきり、節目で怜悧なコメントを発信しつづけてきた人気エコノミストが“フツーのオジサン”目線で捉えたこの国の変容を、自らの歩みとともに綴る痛快経済エッセイ!

目次

第1章 「真実」の居場所(子育て支援の「ちょっとピンぼけ」;いま持つ強さを見出すべし ほか)
第2章 「異質」の居場所(自分を見る「自分」;ダメ日本がつくった若者の「満足」 ほか)
第3章 時代の振り子(一本道を歩きながら考えた「うかい(迂回)ね」
育った言葉で話すのが「自分」である ほか)
第4章 明日の風向き(負けに不思議の負けなし;人のために何かする ほか)

著者等紹介

矢嶋康次[ヤジマヤスヒデ]
1968年、新潟県直江津市(現・上越市)生まれ。92年、東京工業大学無機材料工学科卒業、日本生命相互会社入社。95年、ニッセイ基礎研究所へ出向、経済調査部研究員。2012年、同チーフエコノミスト。17年、研究理事。21年、常務理事を兼務。早稲田大学、上智大学で非常勤講師として現代経済論の講座を担当。参議院予算委員会調査室で客員調査員を歴任。著書に、『非伝統的金融政策の経済分析』(共著、日本経済新聞出版社、2013年、第54回エコノミスト賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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古本虫がさまよう

4
初めての単著とのこと。数式などは出てこない経済エッセイ 本(ただ、「偏微分方程式」とかの説明が出てくるけど)。翻訳も含めて、こういう身近な話題をからめての経済エッセイ本は、昔は時々読んでいた(日本経済新聞社などからよく出ていた)。身近な話題というか、家族やら自分のこととからめて経済問題を論じている。 なお、著者はアマゾンでは買い物をしたことがないとのこと。ううむ…。「自分のものは自分でお店に行って買う主義である」とのこと。こちらでは、藤原正彦さんと意気投合できそう? 2022/01/31

きうりっち

1
エコのミストのなかでは一番好きな人。ちょっと気難しそうな外見なのに時々ぽっと面白いことを言う。経済の解説も分かりやすくてこれは注意して覚えておこうと思わされる話が多い。プライベートなことはあんまり聞いたことがないのでこういう人なのかと興味が持てた。いいご家族に囲まれているようです。一般向きとしてか、あまり難しい話は出てこない。でも日本の将来はある日突然崩壊するかもしれないとか、恐ろしい予言もアリ、老い先短い私であってもやっぱり心配になる。「次」という字は「ひで」と読むんですね。2022/03/30

numainu

0
評価B2022/12/11

クリフトン

0
バブルに踊ったこの国 その後の長い停滞は実はデフレに冷たく踊っているのかもしれない 一説に国債バブルともいう 戦争でも途中で止めることのできなかった国 とことん行き着くところまで行く 崩壊まで変われないのだとしたら… 本書を読みそんなことを思った2022/06/12

0
「できるだけ、『可能性』というワードは使うな。常識だろ」2022/02/03

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