コミュニケーション場のメカニズムデザイン

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コミュニケーション場のメカニズムデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766427738
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3034

出版社内容情報

▼ビブリオバトル、ディベート、演劇ワークショップ、発話権取引の実践から「コミュニケーション場」のメカニズムを解明する。

▼ビジネスの「会議」、教育の場の「議論」などの「質」と「量」を改善する!

▼「コミュニケーション」についての新たな総合的アプローチの提案。





一部の人が話す会議、かみ合わない議論…。

誰もが経験する、コミュニケーションの「失敗」に対し、「場」の「メカニズム」に注目し、実践と理論の両方から検討する。ビブリオバトル、ディベート、演劇ワークショップ、発話権取引についての分析と、メカニズムデザイン理論、自然言語処理の知見を加わる。

内容説明

コミュニケーションの“学知”をアップデートする!ビブリオバトル、ディベート、演劇ワークショップ、発話権取引の実践を超えて、新たな“メカニズムデザイン”を生み出すプロジェクトが、いま始まる。

目次

第1章 コミュニケーション場のメカニズムを始めよう!
第2章 ビブリオバトル―ゲーム感覚で知識に出会う
第3章 ディベート―ルールに基づく討論のメカニズム
第4章 演劇ワークショップ―ロールプレイの空間を創る
第5章 発話権取引―会議でみんなの発言を活発化する
第6章 メカニズムデザイン―正直者が不利にならない仕組み
第7章 コミュニケーションの言語処理―人工知能による議論の支援
第8章 コミュニケーション場のシステム理論―論点整理と課題

著者等紹介

谷口忠大[タニグチタダヒロ]
立命館大学情報理工学部教授。京都大学大学院工学研究科精密工学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門分野は人工知能、創発システム、コミュニケーション場のメカニズムデザイン、記号創発ロボティクス

石川竜一郎[イシカワリュウイチロウ]
早稲田大学国際学術院教授。一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経済学)。専門分野は理論経済学、ゲーム理論

中川智皓[ナカガワチヒロ]
大阪府立大学大学院工学研究科機械工学分野准教授。東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻博士課程修了。博士(工学)。専門分野は機械力学

蓮行[レンギョウ]
京都大学経営管理大学院特定准教授。劇団衛星代表、劇作家、演出家、俳優。京都大学大学院経営管理研究科経営管理学専攻修了。経営学修士(専門織)。専門分野は演劇、コミュニケーションデザイン、ワークショップデザイン

井之上直也[イノウエナオヤ]
Postdoctoral Associate,Department of Computer Science,Stony Brook University.東北大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。専門分野は自然言語処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jackbdc

11
本書の特長はコミュニケーションの場のメカニズムを工学的に捉えて制度設計しようという視点で、普遍的な要素の抽出を試みている。そもそもコミュニケーションには状況依存的で属人的な特徴を感じる。前者を活かした仕組みとしてワールドカフェ、ブレストやディベートなど広く浸透し、一定の再現性を評価されているモノがある。一方で、人と人が織りなす行為であるだけに後者の性質が顔を覗かせる事も少なくない。本書も指摘するように、より良い場づくりのためには工学的な視点に加えて、個人の技能や感情を場に適合させる視点が必要となりそうだ。2022/04/02

ニッポニテス的遍歴

5
☆=3/5 最終的な目標を何と定めるかによって話し合いの場の環境設計を調整すべき、との提言には納得。テレワークが広まるにつれリアルタイムで話し合うことの本質が改めて問われている今(『コロナの迷宮』でも言及されてた論点)、本書の意義は大きい(ただ新興分野ゆえか、論の掘り下げが浅い面もあるような気がして少々食い足りず)。  これまで蓄積されてきた文化的遺産をコミュニケーション場という観点から見ると面白い発見があったりするかも。例えば「懺悔室」ってのも単純ながらかなり巧みな設計のコミュニケーション場かもなと。2021/12/22

たろーたん

2
コミュニケーションの場を工学的に考え、より生産的な議論にするためのメカニズムとしてルールやゴール、フィードバックシステムを取り入れ、結論や更新された状態を目指す内容の本で面白かった。演技・ロールプレイ(演技者として話すことによる心理的安全性や多様な視点からの情報表出、楽しさ)や発話券取引(一部が長く話し、一部が殆ど話さない状況の打破)を取り入れてみたり、ビブリオバトルのように予めゴールまでのプロセスやルールが決められていたり、そうすることで場の停滞を改善できるところは、学ぶ点が多かったように思える。2022/04/19

Go Extreme

2
コミュニケーション場のメカニズムを始めよう!: コミュニケーション場のメカニズムデザイン メカニズムの設計原理と設計変数 ビブリオバトル─ゲーム感覚で知識に出会う ディベート─ルールに基づく討論のメカニズム 演劇ワークショップ─ロールプレイの空間を創る 発話権取引─会議でみんなの発言を活発化する メカニズムデザイン─正直者が不利にならない仕組み コミュニケーションの言語処理─人工知能による議論の支援 コミュニケーション場のシステム理論─論点整理と課題 2021/11/22

monado

1
ビブリオバトルや発話権取引など、コミュニケーションにメカニズムをとりいれることで建設的な場を作り出す方法を比較検討している。 個人的には7章のAIにファシリテーターをやらせる、という検討が一番面白かったが、ここだけ毛色違って深層学習用語がバリバリなので、AIcia Solid Projectを見て学習していなければ死んでいたところだった。2022/02/03

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