なぜ、インテリジェンスは必要なのか

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なぜ、インテリジェンスは必要なのか

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  • サイズ 46判/ページ数 370p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784766427523
  • NDC分類 391.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

▼インテリジェンスに理論はあるのか? 実態はどうなっているのか?

▼外交、安全保障等の問題を的確に把握するためのリテラシー。

▼なぜ我々はインテリジェンスを知る必要があるのか?

「インテリジェンス」の理論と実践的な問題すべてを解き明かす。



安全保障政策を判断するうえでは、我々にも必須となる「インテリジェンス」。

インテリジェンスとはそもそも何なのか? 

多くの方々に向けて、国家のインテリジェンス機能に関する理解を少しでも深めてもらうことを目的として執筆された教養書!

内容説明

インテリジェンスの全てを語る。インテリジェンスに理論はあるのか?実態はどうなっているのか?なぜ我々はインテリジェンスを知る必要があるのか?外交、安全保障等の問題を的確に把握するためのリテラシー。

目次

なぜインテリジェンスを知る必要があるのか
インテリジェンスとは何か―定義はない!?
インテリジェンス理論に体系はあるのか
インテリジェンスの定義、機能に関連する様々な問題
インテリジェンス・プロセス
インテリジェンス・コミュニティ(1)―意義・日本の組織
インテリジェンス・コミュニティ(2)―米国の組織
インフォメーションの収集
インフォメーションの分析
カウンターインテリジェンス―その他のインテリジェンス機能1
秘密工作活動―その他のインテリジェンス機能2
インテリジェンス・コミュニティに対する民主的統制
インテリジェンスの課題―伝統的な課題から新たな課題へ

著者等紹介

小林良樹[コバヤシヨシキ]
明治大学公共政策大学院(専門職大学院)ガバナンス研究科特任教授。早稲田大学博士(学術)、ジョージワシントン大学修士(MIPP)。香港大学修士(MIPA)。トロント大学修士(MBA)。1964年東京都生まれ。1987年、東京大学法学部卒業後に警察庁入庁。警察庁警備局外事第一課課長補佐、在香港日本国総領事館領事、在米国日本国大使館参事官、警察庁国際組織犯罪対策官、慶應義塾大学総合政策学部教授、高知県警本部長等を歴任。2016年3月からは内閣情報調査室の内閣情報分析官(国際テロ担当)として、テロ情勢分析に従事。2019年3月、内閣官房審議官(内閣情報調査室・内閣情報分析官)を最後に退官。同年4月より現職。専門はインテリジェンス、テロリズム、社会安全政策等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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zoe

19
インテリジェンスとは、国家安全保障に関する政策決定を支援するもの。政策部門のリクワイアメントに対し、インテリジェンスコミュニティーが素材情報を収集し、加工し、分析をしプロダクトを生産する。それらは報告・伝達され、政策決定者により消費され、場合によりフィードバックを受ける。優れたインテリジェンスとは何か。客観性が維持されていること、時期を逸していないこと、特定のカスタマー向けの内容が絞り込まれていること、カスタマーにとって容易に理解可能であること、つまり簡潔・明瞭であること、結論の確度が明示されていること。2022/08/13

復活!! あくびちゃん!

8
「インテリジェンス」についての理論、制度設計やインテリジェンス・コミュニティ等、実践的な問題を含め全てを説明している教科書的な一冊。他国(特に米国)と日本について、成り立ちや状況をかなり詳細に説明している。気になったのは、あとがきにある『明治大学の講義は受講生のほぼ全員が留学生』の一節。日本人が受講していなくて本当に良いのか、切実な問題の様な気がする(逆に、防衛大学校の講義は「ほぼ全員が実務家」の様子だが)。日本ももっとしっかりとしたインテリジェンスを導入すべきではないかという思いが沸き上がる本でした。2022/02/16

古本虫がさまよう

4
著者は警察出身。「本書は、インテリジェンスに関する学術理論の全体像を可能な限り分かりやすく紹介することを目指しています」「本書の内容の多くは、行政組織論や意思決定論等に近いものであり、必ずしも『スパイ事件のエピソード集』ではありません」ということで、残念なことに、ハニートラップがらみのエピソードなどはない(みたい?)。インテリジェンスに関わる映画・ドラマの紹介なども少しあり、エッセイ風に仕立てているところもあるが、ちょっと専門書的かな。 2021/09/21

Jey.P.

1
国のインテリジェンス活動の定義、理論的に望ましい形、活動内容、日米など主な国の制度、課題など。具体的な手法やエピソードが書かれているわけではないが、組織にどのような目的や課題があるかが分かる。独立性や民主的統制などは、専門家と意思決定者全般の読みかえてみると面白い。個人的にはSNSの「医療クラスタ」への違和感が言語化された。企業内の調査組織のあり方などにも参考になるかも。2021/10/03

Masayuki Shimura

1
【重要なことは、このように、現時点においてインテリジェンスの普遍的な定義は存在しないことを認識した上で、インテリジェンスに関する議論を行う際には予め定義に関する認識の相違の確認を行うことです】(文中より引用)・・・・・安全保障問題と密接な関係を有するインテリジェンス。その複雑かつ多様な世界を理論的に概観した作品です。学術的な内容と乾いた文体から、大学(院)の教科書でも利用されそうな一冊だなという印象を受けました。2021/08/24

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