国際刑法における上官責任とその国内法化

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国際刑法における上官責任とその国内法化

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  • サイズ A5判/ページ数 400p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766427370
  • NDC分類 329.7
  • Cコード C3032

内容説明

組織上位者の刑事責任を問うことに特化した理論的枠組の1つ「上官責任」。本研究は、ICC規程上の上官責任を明確化し、ICCとの関係での我が国の立法政策を検証し、ドイツ語圏諸国との比較法的検討を通じて今後の立法政策に提言を行う。上官責任概念の歴史的発展から、現在のICC規程における上官責任概念の全体像を明らかにし、日本刑法において充分にカバーされているのかを明らかにすることを精密に試みる。

目次

序論 本書の検討課題
第1部 国際刑法上の上官責任の形成史(上官責任の歴史的展開;アド・ホック法廷における上官責任)
第2部 国際刑事裁判所における上官責任(序論―第2部の検討課題;主体要件1―軍の指揮官と文民の上官の区別;主体要件2―実質的管理;不作為要件と上官責任の性質;主観的要件;ICCの関与形式体系における上官責任の位置づけ)
第3部 国内刑法と上官責任(日本刑法と上官責任;ドイツ語圏諸国における上官責任関連規定)
結論

著者等紹介

横濱和弥[ヨコハマカズヤ]
信州大学経法学部講師。1986年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)(2019年、慶應義塾大学)。日本学術振興会特別研究員PD(京都大学)を経て、2020年より現職。専門:刑法、国際刑事法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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金吾

25
国際法における上官責任の変遷がメインでありますが、一番興味深いのは日本刑法と上官責任の部分でした。ICC加盟に際し中核犯罪や上官責任概念を国内刑法に導入しなかった論拠が説得力をほとんどもたない状態であることに危惧を感じました。2023/03/01

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