感情の哲学入門講義

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感情の哲学入門講義

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  • サイズ 46判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766427196
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

感情と理性は対立する? 

ロボットは感情をもてる? 



「感情」にまつわる疑問に答える、まったくの哲学初心者にむけて書かれた入門書



私たちの生活の中心にある感情。

私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。

誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか?

本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。



「本書は、感情や哲学に興味をもった人が最初に読む本を目指して書かれたものです。なので、この本を読むために、感情についても、哲学についても、予備知識は一切必要ありません。

 タイトルに「感情の哲学」と入っていますが、哲学だけでなく、心理学や脳神経科学、文化人類学、進化生物学など、さまざまな分野での感情研究も紹介します。つまり、できるだけ多くの観点から感情について考えてみたいと思います。そのため本書は、感情に興味をもつすべての人に向けて書かれています」

(「はじめに」より)

内容説明

私たちの生活の中心にある「感情」。私たちは日々うれしくなったり悲しくなったりして過ごしています。誰もがもつこの「感情」とはいったい何なのでしょうか?本書は身近な「感情」をテーマにした哲学の入門書です。大学でおこなわれた全15回の講義をまとめたものなので、哲学を知らなくても、感情や人間がどういうものか、哲学がどういうものかわかる一冊となっています。

目次

ガイダンス
感情の本質は何か
感情と身体
感情と思考
感情と価値/基本的な感情
複雑な感情/感情と文化
無意識の感情/ロボットの感情
他人の感情を見る
感情と気分/感情と痛み
感情と理性は対立するか
道徳哲学と感情の科学
恐怖を求める矛盾した感情
感情とフィクション
感情とユーモア
全体のまとめ

著者等紹介

源河亨[ゲンカトオル]
2016年、慶應義塾大学にて博士(哲学)を取得。現在は、慶應義塾大学文学部、日本大学芸術学部、立正大学文学部ほか非常勤講師。専門は、心の哲学、美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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かずぼう

24
仮説ではあるが、「憂うつ」も進化の過程で備わった、一時的に「休め」のサインとか。 功利主義と義務論では、死刑執行を判断する法務大臣を思い描いた。功利主義~正しい道徳的判断は、結果としてもっとも幸福を増やす。(社会的責任を取らせ遺族被害者の無念を晴らす)義務論~人としてやるべき事とやってはいけないことがある。(いかなる時も自らの意思で人を殺すことの是非) 難しい。2021/07/08

ルル

20
大学の講義形式で「感情」について考えを深めていきます。感情に対する理解を深め最後のまとめで、感情をコントロールするには、について触れられています^^2021/05/19

テツ

19
感情をコントロールする方法的なものが持て囃される今日この頃(みんなギスギスしながら生きているからかな)そもそも「感情とは何なのか」「生きていく上で何の役に立つのか」といった事柄について哲学的な視点から講義形式で解説していく。主体的に自らの内側だけで発生し発露していると思いがちな感情の動きだけれど、実はそうではないということ。外部世界からの刺激や影響ありきでしか成り立つことはない。一歩離れた視点でそのメカニズムを知り解体しようとする試みこそが、真の意味で自らを感情的にならないように戒める道なのだと感じる。2022/05/26

ちくわ

19
感情について学べると同時に、「哲学のやり方」について実践的に学ぶことができる入門書です。感情の本質を抽出したうえで、身体的側面と思考的側面にわけて考えていき、様々な仮説について反例をもとに検討してく過程は、たいへん参考になりました。(☆4)2022/04/13

サンセット

11
感情には、泣くや震えるなど生得的に獲得するもの(身体的側面)と、言葉や文化の理解を経て経験的に獲得するもの(思考的側面)がある。どちらにせよ感情には、危険が迫ってるとか侮辱されたという(ある程度客観的な)価値判断が伴っていて、ポジティブにさせる物事にはより関わるように、ネガティブにさせる物事からは避けるように促す機能がある(進化の過程で身につけた)。感情に身体的側面と思考的側面があるとすると、それらを制御すれば感情も制御できると考えられる。全体的に、日常的な経験と科学の知見を通して納得しながら読めた。2021/04/13

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