出版社内容情報
▼SDGs時代の防災・災害復興の基本はここにある
近い将来の巨大地震・津波、河川氾濫などの増加・激甚化、さらに人口減少・超高齢化といった課題を抱えるなか、自然災害に強く持続可能な社会構築が喫緊の課題である。実証研究から政策・実践への応用まで、生態系減災を学ぶ決定版。
内容説明
SDGs時代の防災・災害復興の基本はここにある。近い将来の巨大地震・津波、河川氾濫などの増加・激甚化、さらに人口減少・超高齢化といった課題を抱えるなか、自然災害に強く持続可能な社会構築が喫緊の課題である。実証研究から政策・実践への応用まで、生態系減災を学ぶ決定版。
目次
第1章 なぜ生態系減災(Eco‐DRR)なのか
第2章 南海トラフ巨大地震とその災害リスクの軽減
第3章 土地利用と自然災害
第4章 過去の知恵とハイブリッドインフラという考え方
第5章 生態系減災の空間計画への実装
第6章 東日本大震災の復興と生態系減災の実装
第7章 巨大地震想定地域の環境イメージと減災意識
第8章 防災インフラとしての海岸マツ林の自治管理
第9章 自然林のような海岸林で津波減災と環境保全の両立
著者等紹介
一ノ瀬友博[イチノセトモヒロ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。農村計画学会長。博士(農学)。専門は、景観生態学、緑地計画学、農村計画学。1968年千葉県生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。ミュンヘン工科大学留学。兵庫県立大学准教授、マンチェスター大学客員研究員、ウィーン工科大学客員研究員、ヴェネツィア大学客員教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。