出版社内容情報
心理劇の多様性と可能性を求めて
モレノが創始した「サイコドラマ」は、日本では「心理劇」と訳され、集団心理療法のひとつとして発展してきた。心理劇の基本を解説し、心理・医療・教育・福祉などの実践例を挙げることで、人間関係の問題解決や幸福追求のメソッドとしての可能性を探る。
▼集団心理療法、心理劇実践のフロントランナーたち執筆の入門書。
▼心理劇実践者に必須の基礎、および専門知識を提示。
▼心理・医療・教育・福祉などの現場における実践事例を多数紹介。
いじめ、ハラスメントなどの問題は、集団内での人間関係のバランスが要因になっていることが多い。
心理劇は、集団の中での個々人の自己洞察を通して、人間関係の改善をめざす心理療法である。
本書は日本での心理劇の展開の歴史、心理劇のすすめ方、基本技法を解説。また日本で発展してきた心理・医療・福祉・教育などの現場における心理劇の実践事例を多数紹介する。
内容説明
心理劇の多様性と可能性を求めて。モレノが創始した「サイコドラマ」は、「心理劇」と訳され、集団心理療法のひとつとして発展してきた。心理劇の基本を解説し、心理・医療・教育・福祉などの実践例を挙げることで、人間関係の問題解決や幸福追求のメソッドとしての可能性を探る。
目次
第1部 心理劇の基本(心理劇とは何か;心理劇の基礎理論)
第2部 心理劇の実践(教育・福祉の現場における心理劇;心理・社会的支援の心理劇;精神科医療の現場における心理劇;対人援助職者養成のための心理劇)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
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心理劇:1 度目の現実を超える体験 自発的・即典的に自分を表現→カタルシスや気づき・共感 基礎概念:自発性、創造性/役割/余剰現実(サープラス・リアリティ) /ソーシャル・アトム/ソシオメトリー 技法:サイコドラマ/ソシオドラマ/ロール・プレイング/アクションメソッド/プレイバックシアター モレノの基本技法:ダブル(二重自我法)とミラー(鏡映法)/ロール・リバーサル(役割交換 )/空き椅子(エンプティ・チェア) /未来投影(フューチャー・プロジェクション) /マジックショップ(魔法の店)2020/11/17