出版社内容情報
▼知とパワーのグローバル・ヒストリー。
▼19世紀半ば以降、ヨーロッパとアジアで主権国家の再編と資本主義化が同時並行的に発生し、
近代的アジア空間が形成された。
▼その裏で展開された「英蘭―東南アジア―中国―日本」という
知とパワーのダイナミックな流れを読み解く注目の書。
内容説明
19世紀半ば以降、ヨーロッパとアジアで主権国家の再編と資本主義化が同時並行的に発生し、近代的アジア空間が形成された。その裏で展開された「英蘭‐東南アジア‐中国‐日本」という知とパワーのダイナミックな流れを読みとく注目の一冊。
目次
アジア的空間の近代とは
第1部 ヨーロッパとの連鎖―知と制度(東南アジアという近代的結節点;一九世紀日本とデルフト王立アカデミー;福沢諭吉における「交通」思想の射程と波及)
第2部 東アジアにおける知の還流(中国の近代的金融制度と日本;「アジア的空間の近代」としての日本のジャーナリズム―『東洋経済新報』と小日本主義;中国国民党における近代知とファシズム)
著者等紹介
山本信人[ヤマモトノブト]
慶應義塾大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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