内容説明
現代人に必須の教養書。身の周りの景観や気象、防災、環境問題、そして日進月歩で解明されつつある宇宙の姿まで、地学は実に幅広く魅力的な学問です。本書は固体地球、大気海洋、天文の3部構成で、それぞれの専門家が基礎から最新の知識まで、わかりやすく解説します。地球と人間の関係から生じる多様な問題に対し、科学的事実を踏まえて取り組む能力を身につけましょう。文系・理系を問わず、すべての大学生に向けた新しい地学テキスト!
目次
第1部 活動する地球の姿(地球の概観と内部構造;プレートテクトニクス;地震と地震災害;岩石と鉱物;マグマと火山;地形と地層の成り立ち;地球と生命の歴史;人間社会と地球の関わり)
第2部 地球をめぐる大気と海洋(大気の構造;雲と降水;地球の熱収支;大気の運動;海洋の構造;海洋の大循環;大気と海洋の相互作用;大気・海洋と人間)
第3部 地球を取り巻く天体と宇宙(天体の運動と暦;惑星の運動と宇宙観の変遷;太陽系の姿と惑星探査;恒星としての太陽;恒星;宇宙の距離はしご;最新探査が描く宇宙の姿)
著者等紹介
杉本憲彦[スギモトノリヒコ]
慶應義塾大学法学部日吉物理学教室教授、自然科学研究教育センター副所長。京都大学理学部卒業、京都大学大学院理学研究科博士課程(地球惑星科学専攻)修了。理学博士、気象予報士。2005年名古屋大学大学院工学研究科COE研究員、2008年慶應義塾大学専任講師、准教授を経て、2020年より現職。その間、2014~2016年フランス・エコールポリテクニーク客員研究員。専門は気象学、地球流体力学、惑星大気科学など
杵島正洋[キシママサヒロ]
慶應義塾高等学校理科教諭。東京大学理学部地学科卒業、東京大学大学院理学系研究科修士課程(地質学専攻)修了。1998年より現職。その間、2002~2015年慶應義塾女子高等学校講師、2014年より慶應義塾大学講師。専門は地質学、堆積地史学、地学教育など
松本直記[マツモトナオキ]
慶應義塾高等学校理科教諭。横浜国立大学教育学部(地学専攻)卒業、横浜国立大学教育学部修士課程(地球科学専攻)修了。気象予報士。1990年より現職。その間、1999~2002年横浜国立大学教育人間科学部講師、2005~07年、2011年慶應義塾湘南藤沢中・高等部講師、2012年より慶應義塾大学講師。専門は地学教育、観測天文学など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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