内容説明
成長の著しいアジア諸国の不動産投資環境を分析。国際化の進む不動産取引が経済に与える影響、各国の制度、投資環境を理解することで、日本経済の将来を展望する。
目次
国際不動産投資の意義
第1部 アジア各国の不動産制度(アジア地域における対内不動産投資と諸制度;中国の不動産市場の現状と課題;世界の不動産登記制度と日本の課題;ベトナムの環境問題と環境政策)
第2部 アジアの不動産市場の透明性と投資環境(不動産市場の成熟度に関する制度的アプローチ;世界の不動産市場と透明度;市場の透明性と国際不動産投資;モビリティと経済成長;日本の不動産市場の透明度と不動産投資環境)
著者等紹介
中川雅之[ナカガワマサユキ]
1961年生まれ。日本大学経済学部教授。1984年京都大学経済学部卒業、経済学博士(大阪大学)。1984年建設省入省後、大阪大学社会経済研究所助教授、国土交通省都市開発融資推進官などを経て、2004年から現職。主要著作に『都市住宅政策の経済分析』(日本評論社、日経・経済図書文化賞、2003年NIRA大来政策研究賞)
山崎福寿[ヤマザキフクジュ]
1954年生まれ。日本大学経済学部教授。東京大学大学院経済学科研究科博士課程単位取得退学。経済学博士。上智大学経済学部教授をへて現職。主要著書・論文に『土地と住宅市場の経済分析』(東京大学出版会、第43回日経・経済図書文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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