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エッセンシャル金融ジェロントロジー―高齢者の暮らし・健康・資産を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 298p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766426250
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C3033

出版社内容情報

高齢者の金融資産管理をいかに支援するか



加齢とともに病気や認知症などの疾患、孤独感など多くの問題が発生する。これらをどう予防し、将来へのお金の展望を示し、社会との円滑な関係づくりを支えていくか――。高齢者にとってのよりよい暮らしを維持すべく、医学、心理学、経済学、法学などの知見から解決策を多面的に模索し、高齢者の側に立ったサービスのあり方を検討する包括的な必読書!



◎ 日本金融ジェロントロジー協会 参考図書 ◎



▼高齢者を顧客とする金融サービスの適切な提供手法を教える包括的テキスト。

▼経済学、老年学、医学、心理学、法学の研究者や金融機関の実務家、弁護士などの多彩な執筆陣。



超高齢社会の日本にあって、年齢とともに体力、思考力が衰える高齢者の資産をいかに保護・管理していくのか。金融専門家による適切なサービス提供の方法を幅広い見地から模索する。

内容説明

高齢者の金融資産管理をいかに支援するか。加齢とともに病気や認知症などの疾患、孤独感など多くの問題が発生する。これらをどう予防し、将来へのお金の展望を示し、社会との円滑な関係づくりを支えていくか―高齢者にとってのよりよい暮らしを維持すべく、医学、心理学、経済学、法学などの知見から解決策を多面的に模索し、高齢者の側に立ったサービスのあり方を検討する包括的な必読書!

目次

金融ジェロントロジー概論
第1部 高齢者の生活と資産の管理(高齢者を取り巻く社会保障制度―年金・医療・介護;高齢者の生活状況;高齢者の資産管理(1)―資産寿命という観点から
高齢者の資産管理(2)―意思決定支援の仕組み(後見、信託))
第2部 加齢に伴う心身の変化とその対応(高齢者の心理(1)―加齢に伴う心的機能の変化とその対応
高齢者の心理(2)―高齢者とのより良いコミュニケーションのために
高齢化と身体・感覚器官の変化―加齢と病気
認知症について(1)―総論
認知症について(2)―代表的疾患と治療
高齢者・認知症の意思決定能力について―評価と支援
高齢者対応ケーススタディ)

著者等紹介

駒村康平[コマムラコウヘイ]
慶應義塾大学経済学部教授、同大学経済研究所ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長。1964年生まれ。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。国立社会保障・人口問題研究所、駿河台大学、東洋大学などを経て、2005年より慶應義塾大学経済学部教授。厚生労働省顧問、社会保障審議会委員、社会保障制度改革国民会議委員、金融庁金融審議会市場ワーキング・グループ委員、介護経営学会理事、全国社会福祉協議会理事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dokulogue1

0
図書館本。自分自身に関することとして興味の高いジェロントロジーの書籍。中身としてはこれからより深まって行くだろうという印象を抱いた。高齢者という範疇で資産をどう考えるか、また不可分である認知症を含めたいくつかの話が組み合わさっている。そして、日頃から計算はちゃんとしようと思った。

Tad

0
ジェロントロジー(老年学)のテキスト。老年という経時的なプロセスに対して、経済学、法学、医学、心理学などが紐づけられており、「高齢化」というものを中心にどのような課題があるのか理解できる。これまで認知症がどの程度の割合で発生するか、どういった要因なのかといった医学的な知識がなかったため、そうした点を既存知識に結び付けられた点は良かった。高齢世代の金融資産を、個人資産としてかつ社会資本としてどのように活用していくかは今後より踏み込んだ社会的コンセンサスの醸成と施策が必要なように感じる。2021/11/20

ラロッカ

0
高齢者の金融にまつわる部分と各機能がどのように衰えていくかという部分に大きく分かれている。高齢者でない年齢の方には、高齢者を取り巻く環境がどのようなものか表層的な外聞だけではキチンと理解しづらいところがある。高齢者に対して金融商品をまっとうにやりとりする常識がある方には必携の書と言える。2021/06/16

kaz

0
金融ジェロントロジーのオーソドックスな教科書。人口動態、社会保障制度、世代と金融商品、医学的な観点等、金融商品と高齢化、あるいは高齢者の金融資産管理をいかに支援するかという問題を幅広くとらえている。構成は「金融ジェロントロジー概論」「高齢者を取り巻く社会保障制度」「高齢者の生活状況」「高齢者の資産管理」「高齢者の心理」「高齢化と身体・感覚器官の変化」「認知症について」「高齢者対応ケーススタディ」。2020/04/17

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