出版社内容情報
アカデミック・テキストの決定版!
ビットコイン、ブロックチェーン、暗号資産……経済の“血液”であるお金は、いまやバーチャルな世界で取引されるようになった。
キャッシュレス化は進むのか? 変革に付随した新しいビジネスはどう展開されるか? 実務にとどまらず経済学的視点を踏まえて
第一線の研究者・専門家が先端金融技術の現在と未来、リスクや問題を総合的に解説・展望する最良の入門書。
▼慶應義塾大学の講座がベースとなる、フィンテックを「経済学」的視点からアカデミックに解説するテキスト!
▼経済学者だけでなく、仮想通貨専門研究者、法律家、金融機関の実務家、官僚、会社経営者など、各分野のトップ・エキスパートが分担執筆。
現在そして今後金融の世界における主役のひとつ・フィンテックについて、その現状や実務面の解説ではなく、基礎知識から新先端技術が市場に与えるインパクト、法規制や今後のリスクの問題に至るまで、学術的な基礎をふまえて解説する入門テキスト。
将来金融機関への就職を目指す学生だけでなく、日本経済の未来に関心のあるビジネスパーソン、金融機関の実務家、経済関連官庁勤務者、法務専門家、経営コンサルタントなどにも有用!
内容説明
ビットコイン、ブロックチェーン、暗号資産…経済の“血液”であるお金は、いまやバーチャルな世界で取引されるようになった。キャッシュレス化は進むのか?変革に付随した新しいビジネスはどう展開されるか?実務にとどまらず経済学的視点を踏まえて第一線の研究者・専門家が先端金融技術の現在と未来、リスクや問題を総合的に解説・展望する最良の入門書。
目次
フィンテックの全体像
フィンテックのマクロ経済学的理解
暗号資産(仮想通貨)と中央銀行デジタル通貨
消費者行動と金融マーケティング
フィンテックの既存金融機関への影響
フィンテックにおける起業
フィンテックの国際資本市場への影響
暗号資産がもたらすアーキテクチャと法制
フィンテック:金融の新時代
ブロックチェーンの基礎
機械学習の原理と応用
HFTの仕組みとその功罪―情報効率性への挑戦
資産運用とロボアドバイザー
フィンテックがもたらす新たなリスク(1)―サーバーセキュリティ
フィンテックがもたらす新たなリスク(2)―金融システムの不安定化
著者等紹介
嘉治佐保子[カジサホコ]
慶應義塾大学経済学部教授、PEARL Academic Director、PCP Co‐ordinator。1992年米国ジョンズ・ホプキンス大学経済学博士課程修了(Ph.D.)
中妻照雄[ナカツマテルオ]
慶應義塾大学経済学部教授。1991年筑波大学第三学群(現・理工学群)社会工学類卒業。1998年ラトガーズ大学Ph.D.(経済学)。一橋大学経済研究所専任講師を経て現職
福原正大[フクハラマサヒロ]
慶應義塾大学経済学部特任教授、Institution for a Global Society(IGS)株式会社代表取締役社長、一橋大学大学院特任教授を兼任。慶應義塾大学経済学部卒業。INSEAD MBA、HEC国際金融修士、筑波大学博士課程修了。博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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