リアリティ・プラス<br> クリエイティブ・ラーニング―創造社会の学びと教育

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リアリティ・プラス
クリエイティブ・ラーニング―創造社会の学びと教育

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  • サイズ B6判/ページ数 659p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766425727
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3336

出版社内容情報

つくることで学ぶ、創造的な社会へ!



▼クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)は、「つくることで学ぶ」という新しい学びのスタイルである。「自ら知識を構成する」学習観は、「アクティブ・ラーニング」や「プロジェクト型学習」「探究学習」のように、学び手自身による活動がベースとなるが、クリエイティブ・ラーニングは、何かを「つくる」ことをより一層重視する。そして、これからの学校は、創造的に学ぶための「つくる」経験を積む場となり、教師は、生徒が「つくる」ことを支援するだけでなく、一緒に問題に挑戦し、一緒につくることに取り組む仲間、「ジェネレーター」となる。



▼本書では、子どもたちの創造力を育む、クリエイティブ・ラーニングの可能性について、気鋭の研究者・井庭崇が、鈴木寛、岩瀬直樹、今井むつみ、市川力という教育界のフロントランナーを迎え、徹底討論。読者のリアリティに新たな知をプラスする!



▼「リアリティ・プラス」(Reality+)

「プラス」は何かを加えるという意味であるが、「リアリティ」には二重の意味を込めてある。第一に、読者がもっている物事の見方のレパートリーに、新しい要素――アカデミックな分野での最先端の知と方法――を加えることで、それまで抱いていたものとは異なる現実感(リアリティ)を得られるようになることを支援したい。第二に、本書で提示される知と方法を踏まえた仕組みや道具、制度、組織をつくることで、現実(リアリティ)を変える力をもつことを支援したい。このような思いが、「リアリティ・プラス」という名称に込められている。

内容説明

クリエイティブ・ラーニング(創造的な学び)は、「つくることで学ぶ」という新しい学びのスタイルである。本書では、子どもたちの創造力を育む、クリエイティブ・ラーニングの可能性について、気鋭の研究者が、教育界のフロントランナーを迎え、徹底討論。読者のリアリティに新たな知をプラスする!

目次

序章 構成主義の学びと創造―クリエイティブ・ラーニング入門(井庭崇)
付録 クリエイティブ・ラーニングを支援するパターン・ランゲージ
第1章 これからの時代に求められる教育(鈴木寛×井庭崇)
第2章 自ら学ぶ学級をつくる(岩瀬直樹×井庭崇)
第3章 認知科学から見た学びと創造性(今井むつみ×井庭崇)
第4章 創造的な学びをつくる(市川力×井庭崇)

著者等紹介

井庭崇[イバタカシ]
慶應義塾大学総合政策学部教授。1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、同大学大学院政策・メディア研究科博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、創造実践学、パターン・ランゲージ、システム理論。株式会社クリエイティブシフト代表、および、パターン・ランゲージの国際学術機関The Hillside Group理事も兼務。2009年にはマサチューセッツ工科大学スローン経営大学院Center for Collective Intelligence客員研究員、2018年にはオレゴン大学カレッジ・オブ・デザインPortland Urban Architecture Research Laboratory(PUARL)客員研究員として研究に従事。『プレゼンテーション・パターン』(慶應義塾大学出版会、2013年:グッドデザイン賞受賞)、『旅の言葉』(丸善出版、2015年:オレンジアクト認知症フレンドリーアワード大賞、グッドデザイン賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かりん

4
5:《「つくる」ことで学ぶ時代へ》理解度的な意味合いでいうと4くらいだが、こういった本を読み切った自分への今後の期待も込めて5。オンラインゼミの課題図書として手に取り、かなり頭がほぐされた。これからは創造教育の時代になる。パターン・ランゲージはとても興味深いが、こういうカード類は印象の割に使うのが難しい。この本からの膨大な学びをどう生かすかが大切。教育をする側ではなく、受ける側で読みがちな自分を発見した。memo…「創造」「つくる」とは「自己表現」ではない/日本は手段と目的が逆転しがち/作家の時間 E2020/11/27

虎哲

2
探究と創ることとは切り離せぬものだろうと期待を持って読んだ。私の期待を遥かに超える骨太な内容であった。井庭先生による「学び」についての理論まで射程に含めた詳細な序章、鈴木寛・岩瀬直樹・今井むつみ・市川力(敬称略)との対談が収められている。随所に私がその思想を学びたいと思っているデューイ・ヴィゴツキー・バフチンについて触れられていたのが非常に有難かった。充実した文献案内もあり次の学びに繋がる内容である。またパターン・ランゲージを作ること、それを基に対話することの有効性を知れたのは大きい。授業に取り入れたい。2019/06/15

塩屋貴之

1
面白かった。理論編と、実践に関する対談4本という豪華なつくり。パターンランゲージを用いることで実践を言語化しうる可能性が示されているところが魅力的だと思った。理論編では、ざっくり言えば経験主義的な教育についての思想史が展開されている。探究学習の指導工夫を考えている私にとっては、とても学びの多い一冊だった。柄谷行人が論じていたアレグザンダーも読んでみたくなりました。2022/07/03

mi78621

1
ジェネレーターという言葉を初めて聞いたが、これからの創造社会において新しい教師の在り方の一つだなと勉強になった。つくることによる学びという視点はこれまでになかったが、確かに人は何かを作り上げる中で主体的になれるというのは納得がいく。分厚い一冊、借りて一通り読んだだけなので、自分で購入してじっくりと読みたい。2020/05/24

Takahiro Adachi

1
600ページくらいある。膨大な情報量だが、つくることで学ぶ、クリエイティブ・ラーニングについて、哲学的視点や既存の理論からの説明など説得力があった。特にパターンランゲージという共通言語を何かを作るとき、協調する時などに活かす方法は面白い。教員→学習者、教授-学習の流れではなく、共に何かを生み出す存在として、これから教員は活躍できると知れた。2020/03/02

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