戦後国際関係史―二極化世界から混迷の時代へ

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戦後国際関係史―二極化世界から混迷の時代へ

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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784766425345
  • NDC分類 319
  • Cコード C3031

出版社内容情報

国際政治史の世界的権威が、激動の戦後史を外交や軍事のみならず、経済・社会・文化の広い視点からダイナミックに描き出す。▼世界的権威による、多くの国で翻訳されているベストセラー。

▼外交・軍事のみならず、多彩な視点からの背景を解説。

▼大国に偏らず、世界の各地域の相互の関係をいきいきと明快に描く。



第二次世界大戦後、世界は二極化を経て、なぜ現在のような混迷する時代になったのか――。

国際政治史の世界的権威が、激動の戦後史を外交や軍事のみならず、経済・社会・文化の広い視点からダイナミックに描き出す。日本や中国を含む東アジア地域についての記述を大幅に追加した最新版の翻訳。

日本語版へのまえがき



序 章

第一章:二極化した世界の誕生(1945‐1955年)

第二章:平和共存(1955‐1962年)

第三章:デタントの時代(1962‐1973年) 

第四章:不安定化する世界(1973‐1985年)

第五章:二極化した世界の終わり(1985‐1992年)

第六章:新世界秩序の模索(1992‐2001年)

第七章:帝国がつくる無秩序(2001-2008年)

第八章:大国のパワーバランスの変動(2008年-2013年)

第九章:動揺する国際秩序(2013年以降)

 

訳者解説

訳者あとがき

モーリス・ヴァイス[エムエーユーアールアイシーイー ブイエー?エスエスイー]
著・文・その他

細谷 雄一[ホソヤ ユウイチ]
監修/翻訳

宮下 雄一郎[ミヤシタ ユウイチロウ]
監修/翻訳

内容説明

世界的権威による、多くの国で翻訳されているロングセラー。外交・軍事のみならず、多彩な視点からの背景を解説。大国に偏らず、世界の各地域の相互の関係の変化を明快に描く。第二次世界大戦後、世界は二極化を経て、なぜ現在のような混迷の時代になったのか?国際政治史の世界的権威が、激動の戦後史を外交や軍事だけでなく、経済・社会・文化の広い視点からダイナミックに描き出す。日本や中国を含む東アジア地域についての記述を大幅に追加した最新版の翻訳。

目次

第1章 二極化した世界の誕生(一九四五‐一九五五年)
第2章 平和共存(一九五五‐一九六二年)
第3章 デタントの時代(一九六二‐一九七三年)
第4章 不安定化する世界(一九七三‐一九八五年)
第5章 二極化した世界の終わり(一九八五‐一九九二年)
第6章 新世界秩序の模索(一九九二‐二〇〇一年)
第7章 帝国がつくる無秩序(二〇〇一‐二〇〇八年)
第8章 大国のパワー・バランスの変動(二〇〇八‐二〇一三年)
第9章 動揺する国際秩序(二〇一三年以降)

著者等紹介

ヴァイス,モーリス[ヴァイス,モーリス] [Va¨isse,Maurice]
パリ政治学院名誉教授。1942年生まれ。国防省国防史研究所所長、フランス外務省外交文書編纂委員などを歴任、レジオン・ドヌール・シュヴァリエ勲章ほか受賞

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
慶應義塾大学法学部教授。1971年生まれ。専門:イギリス外交史、国際政治学。著書:『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945年~1951年』(創文社、2001年、サントリー学芸賞)、『倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009年、読売・吉野作造賞)ほか

宮下雄一郎[ミヤシタユウイチロウ]
法政大学法学部教授。1977年生まれ。専門:国際関係史、フランス外交史。著書:『フランス再興と国際秩序の構想―第二次世界大戦期の政治と外交』(勁草書房、2016年、サントリー学芸賞、渋沢・クローデル賞奨励賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hurosinki

4
安易な一般化を避け、歴史的事実を細かく追っていく。教科書みたいで読むのに苦労する…小国にここまでページを割く必要ある?WW2後の米英ソを中心とする大国協調は、互いの猜疑心からドイツ問題を巡り「二極化した世界の誕生」(1945年ー55年)に行きつき、核の均衡のもと二つのブロックは「平和共存」(1955年ー62年)に進み、軍備・宇宙開発・経済の領域で競争するようになった。2020/05/31

TAMON BOLIVAR

1
第二次世界大戦後から、2016年あたりまでを網羅した国際関係史。 この著書のおおきな特徴は、国際関係史にありがちな米ソ関係史偏重の書き方がされておらず、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの周辺地域の情勢について他書と比べて詳細に記載されているところである。2023/10/07

ラピスラズリ

1
特に冷戦期に着目した本だというわけではないが、冷戦期におけるアメリカとソ連との間の緊張と融和との間の揺れ動きがよく分かって非常に興味深かった。特定の地域、特定の国の間での紛争が始まりであるにも関わらず、対立しているグループが支援を求めようとすると、結局その当時対立していたアメリカとソ連が対象になってしまい、代理戦争のような構図になるということが世界のあちこちで起きていたことがよく分かった。2023/06/22

zanzalve

1
第二次世界大戦後からの国際関係史。 現代史は、どうしても世界のニュースに興味を覚えてからの出来事に捉えられてしまうが、このようにまとまっていると分かりやすい。 日本人は何となく第二次世界大戦でガラガラポンされてゼロからやり直したように考えがちですが、当たり前だが世界史の大きなポイントではあるが、流れる歴史の中で前後に繋がっていく。 現在起きていることが、歴史上の流れにおいてどのような位置付けになるのか理解していきたい。引き続き増補、改訂を続けてほしいし、何なら二次大戦前にも遡って欲しい。2021/01/04

papahaba

1
ひたすら事実を列記。事前のある程度の知識がないと、流れがみえにくい。2019/08/30

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