出版社内容情報
仮釈放から自由刑のあり方を考える。
仮釈放の原理や正当化根拠に立ち返り,仮釈放や保護観察の制度を理論的に考察。
科学的検証のない政策に十分な効果は期待できないが,原理原則のない政策は無軌道となる。
将来に亘って妥当性を有する仮釈放制度の理論的支柱を構築する。
内容説明
仮釈放の原理や正当化根拠に立ち返り、仮釈放と保護観察の制度を理論的に考察。将来に亘って妥当性を有する仮釈放制度の理論的支柱を構築する。
目次
第1編 仮釈放の基本理念と法的性質
第2編 仮釈放要件論
第3編 仮釈放と保護観察
第4編 仮釈放と被害者の法的地位
第5編 仮釈放手続論
第6編 仮釈放を巡る各論的問題
著者等紹介
太田達也[オオタタツヤ]
1964年生まれ。慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。日本被害者学会理事長、日本更生保護学会理事、最高検察庁刑事政策専門委員会参与、法務省矯正局矯正に関する政策研究会委員、法務省法務総合研究所研究評価検討委員会委員、同犯罪白書研究会委員、一般財団法人日本刑事政策研究会理事、更生保護法人日本更生保護協会評議員、公益財団法人アジア刑政財団理事、公益社団法人被害者支援都民センター理事などを務める。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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