総合研究現代日本経済分析第2期<br> 歴史としての大衆消費社会―高度成長とは何だったのか?

個数:
電子版価格
¥4,950
  • 電書あり

総合研究現代日本経済分析第2期
歴史としての大衆消費社会―高度成長とは何だったのか?

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 23時29分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766424478
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3333

内容説明

敗戦の瓦礫のなか、日本は生活文化の全面的な西洋化・アメリカ化を「さしあたって」決意した。大衆消費社会、分厚い中間層と高度成長はそこから生まれ、その後の経済停滞はこうした歴史理解の取り違えから生じた。そして現在、われわれの生活文化感覚は着実に伝統回帰しつつある。21世紀日本のあり方を考えるには、鎌倉時代に始まり江戸時代に完成した日本伝統の資本主義が育んだ文化と精神を再評価し、1000年の歴史のなかで戦後70年の意味を問い直さなければならない。戦後70年、高度成長の「呪縛」を乗り越え日本再構築に向けた針路を示す!

目次

第1章 本書の目的
第2章 消費の社会的枠組み
第3章 二つの消費経済社会
第4章 近代化戦略における戦前・戦後
第5章 大衆消費社会の出現と衰亡
第6章 消費社会の今後
第7章 結語 高度成長の呪縛を越えて

著者等紹介

寺西重郎[テラニシジュウロウ]
一橋大学名誉教授。1965年一橋大学経済学部卒業、70年同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、83年経済学博士(一橋大学)。1970年一橋大学経済研究所専任講師、73年助教授を経て84年教授、2004年名誉教授。この間、1976~78年イェール大学客員教授、85~86年オーストラリア国立大学客員教授。2006年より日本大学大学院商学研究科教授などを経て、2015年より一橋大学経済研究所非常勤研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

93
日本の経済社会を歴史的な観点と、寺西先生が最近書かれてきた宗教的な色合いを含めての消費社会を分析しておられます。二つの消費社会ということで西洋型の大量生産・大量消費型と日本型の、消費者と生産者の協同により品質や商品の革新を行うタイプの消費経済社会があることを説明するのが主体となっています。やはり哲学的な側面が多く亀井勝一郎までが出てきます。読みがいがあります。2018/11/11

遠藤 a.k.a. Kon

2
視野が広い。あとでまた読む。2017/09/25

ひらっち

0
日本の消費行動を鎌倉新仏教に端を発して論じた作品は初めて見た。物凄く興味深い作品だった。。2019/07/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12145681
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。