内容説明
医療提供者側からの視点だけでなく、利用者=患者側の便益にも、より配慮した制度設計の推進によって健康寿命延伸、健康関連産業の発展、医療費増加抑制へと結びつけることを提言する。
目次
第1章 本書の検討の視点
第2章 医療の利用者である国民の視点に立った健康増進、医療機会の提供
第3章 医療の発展、医療関連産業の発展に向けて
第4章 医療の持続可能性確保への配慮
第5章 技術革新を活用した課題解決に向けて
第6章 残されたその他の課題
補章 医療制度改革はどのように進められてきたか
著者等紹介
翁百合[オキナユリ]
1960年生まれ。82年慶應義塾大学経済学部卒業。84年同大大学院経営管理研究科修士課程修了。京都大学博士(経済学)。1984年日本銀行入行。92年より日本総合研究所。主席研究員、理事などを経て2014年副理事長。この間2003‐07年産業再生機構非常勤取締役兼産業再生委員、05‐14年日本学術会議会員、10‐15年早稲田大学大学院客員教授、14年より慶應義塾大学特別招聘教授などを兼務。13‐16年規制改革会議健康・医療ワーキンググループ座長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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