慶應義塾大学三田哲学会叢書<br> コミュニケーションの哲学入門

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慶應義塾大学三田哲学会叢書
コミュニケーションの哲学入門

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  • サイズ B40判/ページ数 105p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784766423921
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0312

出版社内容情報

本書は、日常的な「コミュニケーション」というものをユーモアを交えながら哲学的に思考し、その理論的枠組みを示すことをめざす。日常生活に不可欠な「コミュニケーション」を哲学的に考える



わたしたちは日々、多かれ少なかれ、コミュニケーションをしながら生きている。

では、コミュニケーションとは何なのだろうか? 何を含むのだろうか? そこに言語は必要なのだろうか?

本書では、日常的な「コミュニケーション」というものをユーモアを交えながら哲学的に思考し、その理論的枠組みを示すことをめざしている。

ポール・グライスやドナルド・デイヴィドソンの言語哲学を援用し、「コミュニケーション」の新たな地平をひらこうとする、画期的な哲学入門書。



<b>慶應義塾大学三田哲学会叢書</b>

三田哲学会は創立100年を機に、専門的な研究成果を「生きられる知」として伝え、 公共の中に行き渡らせる媒体として本叢書の発刊を企図した。

シリーズ名は、ars incognita アルス インコグニタ。

ラテン語で「未知の技法」を意味する。

単なる知識の獲得ではなく、新たな「生きる技法としての知」を作り出すという精神を表現している。

 はじめに



第一章 何がコミュニケーションに含まれるのか



第二章 言語はそれほど必要ないかもしれない



第三章 「意味」といわゆるメタメッセージ



第四章 言語の居場所はどこにあるのだろうか



 書誌情報



 あとがき

柏端 達也[カシワバタ タツヤ]
柏端 達也
1965年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は、行為論、現代形而上学。博士(人間科学)。
著書に『自己欺瞞と自己犠牲』(勁草書房、2007)、『行為と出来事の存在論』(勁草書房、1997)など。

内容説明

私たちは日々、コミュニケーションをしながら生きている。では、コミュニケーションとは何なのだろうか?そこに言語は必要なのだろうか?ポール・グライスやドナルド・デイヴィドソンの言語哲学を援用し、コミュニケーションという複雑な営みをわかりやすく理論化する、ユーモアと刺激あふれる哲学入門。

目次

第1章 何がコミュニケーションに含まれるのか
第2章 言語はそれほど必要ないかもしれない
第3章 「意味」といわゆるメタメッセージ
第4章 言語の居場所はどこにあるのだろうか

著者等紹介

柏端達也[カシワバタタツヤ]
1965年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は、行為論、現代形而上学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

15
群れの中で生きていくためにコミュニケーション能力が必要なのは(それを肯定するかどうかは別として)社会の中で存在している誰もが理解しているだろうけれど、そもそもコミュニケーションとは何なのかという方向に思考を掘り下げていく一冊。分析哲学などを全く学んでいなくても、哲学書としてではなく、知的好奇心を刺激してくれる一冊としてとても面白い。生きて他者と関わるというただただ単純な営みでさえ、本当はとても複雑に色々なモノが絡み合っているというあたりまえに気づいたときの快感。2022/03/04

Bevel

3
最初の自然言語分析から扱う手続きにうまく乗れなくて、結果、コミュニケーションが「出来事」や「行為」の種であるという議論と、コミュニケーションが自然的意味(頬が赤いのは風邪の予兆)じゃなく、行為者の意図と受け手の意図の理解によって定義するという議論は、リニアな推論というより、循環的なものだなという印象が残った。フォーダーの「思考の言語」(言語的に構造化された心的表象を認める)とか、数学の存在などに対応する表現以前の言語の話にはあまり惹かれなかったけど、グライスは面白そうだなあと。2023/05/15

まあい

3
なかなかニッチなジャンルの入門書。薄くて読みやすい反面、予備知識がないと深いところまで楽しめないのだろうという印象。網羅的なタイプの入門書も読んでから再読したい。2017/01/14

ami

2
短い本だけど、コミュニケーションついてゴリゴリ分析していく。面白いです。2018/11/20

たけ

2
内容が難しく理解できなかった点もちらほら。あとで復習する。コミュニケーションには言語が必須ではない点が主な主張で、コミュニケーションの定義を理論的に説明された本だった。ただ僕は結局、言語の役割は何なのか、言語はどこにいるのか?が気になって仕方なくなったので入門書としては成功?なのかもしれない。2017/05/03

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