迷走するイギリス―EU離脱と欧州の危機

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迷走するイギリス―EU離脱と欧州の危機

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766423730
  • NDC分類 319.33
  • Cコード C0031

出版社内容情報

イギリス外交史・国際政治の第一人者が、歴史的背景から“EU 離脱” 、分裂に揺れるイギリス政治社会とヨーロッパを展望する! ▼イギリス外交史の第一人者が“EU 離脱” までの深層と、

 分裂に揺れるイギリスを読み解く!



 今年の6月に世界の政治経済を震撼させた、

イギリス国民投票によるEU離脱という結果――

そして、そこに至るイギリスのEU 加盟時から現在までの歴史も

決して平坦ではなかった――。

 これから孤高の道を歩むイギリスがめざす方向は? 

また連合王国としてのイギリスは解体に向かうのか?  

イギリス外交史・国際政治の第一人者が歴史的背景から

イギリス政治社会とヨーロッパを展望する一冊!

序  章 イギリスはどこに向かうのか

    

第一章 戦後イギリスとヨーロッパ統合



第二章 サッチャー政権からブレア政権へ――「欧州懐疑派」の台頭



第三章 欧州憲法条約からリスボン条約へ

――「やっかいなパートナー」の再来?



第四章 キャメロン政権とヨーロッパ統合

――イギリスのEU離脱をめぐって



第五章 イギリス国民の選択



終  章 危機に陥る民主主義

細谷 雄一[ホソヤ ユウイチ]
細谷 雄一
慶應義塾大学法学部教授。1971年、千葉県生まれ。
英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得。
慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。
専門:イギリス外交史、国際政治学
主要著作:
『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945?1951年』(創文社、2001年、サントリー学芸賞)、『外交による平和』(有斐閣、2005年、政治研究櫻田會奨励賞)、『倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009年、読売吉野作造賞)、『国際秩序―18世紀ヨーロッパから21世紀アジアへ』(中公新書、2012年)、『歴史認識とは何か―日露戦争からアジア太平洋戦争まで』(新潮選書、2015)、ほか。

内容説明

2016年の6月に世界の政治経済を震撼させた、イギリス国民投票によるEU離脱という結果―そして、そこに至るイギリスのEU加盟時から現在までの歴史も決して平坦ではなかった―。これから孤高の道を歩むイギリスがめざす方向は?また連合王国としてのイギリスは解体に向かうのか?イギリス外交史・国際政治の第一人者が歴史的背景からイギリス政治社会とヨーロッパを展望する一冊!

目次

序章 イギリスはどこに向かうのか
第1章 戦後イギリスとヨーロッパ統合
第2章 サッチャー政権からブレア政権へ―「欧州懐疑派」の台頭
第3章 欧州憲法条約からリスボン条約へ―「やっかいなパートナー」の再来?
第4章 キャメロン政権とヨーロッパ統合―イギリスのEU離脱をめぐって
第5章 イギリス国民の選択
終章 危機に陥る民主主義

著者等紹介

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
慶應義塾大学法学部教授。1971年、千葉県生まれ。英国バーミンガム大学大学院国際関係学修士号取得。慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学)。主な著書に、『戦後国際秩序とイギリス外交―戦後ヨーロッパの形成1945年‐1951年』(創文社、2001、サントリー学芸賞)、『倫理的な戦争―トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会、2009、読売・吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

22
★★★★★ イギリスがEU離脱に至るまでの過程が、すごく分かりやすかった。日本でも「最低でも県外」に踊らされたように、嘘が大きすぎて信じちゃったイギリス国民には気の毒な結果だったと思う。2017/01/20

うえ

4
四つの地域でアイデンティティがあまりに異なるイギリス。それは欧州の他国でも見られるとか。「イングランドでは、自らのアイデンティティをブリティッシュと考えている人の方がEU加盟を支持する傾向がある。反対に、自らのアイデンティティをイングリッシュと考えている人たちは、よりEU加盟には批判的であり、さらには移民にも強い抵抗を示している。このようなイングランドナショナリズムの台頭こそが、EUからのイギリスの離脱の決断に結びついている…他方で、スコットランドではむしろ、アイデンティティを重層的にとらえるのが一般的」2020/07/07

コカブ

3
イギリスのEU脱退を決定した国民投票直後に出た本。イギリスの対EU政治史という観点からまとめた本だった。例えば欧州統合が進みだした戦後のタイミングでいうと、チャーチルは世界をソ連・アメリカ・英連邦・ヨーロッパの4つの勢力によって成り立つ(イギリスはヨーロッパではない)と考ええていた。ヨーロッパ統合は独仏を軸に進み、後からイギリスも加わる。やがて80年代のサッチャー首相の時代になると、与党保守党内では欧州懐疑派が勢力を強めてくる。サッチャー首相も欧州への統合に嫌悪感を示すようになった。2019/09/11

Meistersinger

2
国民投票直後に出版された本だが、それ以降で情況は変わっていない。「ヨーロッパのなかのイギリス」「ヨーロッパではないイギリス」「ヨーロッパを操るイギリス」という複数のあり方が存在してきたが、欧州会懐疑派は昔から連綿と存在してきたと。2019/05/06

taming_sfc

2
ブレグジット直後にこれだけの本を書くことのできる筆者の筆力に感服。基本的には戦後イギリス政治史に関する書籍であり、ブレグジットの背景を丁寧に追いたい読者にお勧めする。2019/01/29

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