法解釈学入門

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法解釈学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 134p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766423655
  • NDC分類 321
  • Cコード C3032

出版社内容情報

法律学の基礎中の基礎である、法律解釈の歴史や手法、裁判官による法形成、法体系の捉え方等をコンパクトかつ本格的に学べる入門書。▼20世紀ドイツ最大の法学者が遺した法解釈のエッセンス。



法律学の基礎中の基礎である、法律解釈の歴史や手法、裁判官による法形成、法体系の捉え方等を、コンパクトかつ本格的に学べる入門書。

法律学に取り組む方すべての人に向けたドイツ法律学の泰斗コーイングの名著を邦訳。

はじめに―訳者による序論 

凡 例 



序 言 



? 基本的な事柄 



? 法律学的思考の歴史学上の諸類型 

  1. ローマの法律家 

  2. スコラ学的法学 

  3. ドイツのパンデクテン法学 

  4. フランスにおける註釈学派 

  5. 英米の法律家の思考について 



? 法典の解釈 

  1. 一般的な解釈学の諸原則

  2. 法律学的解釈の諸原則 



? 法規の適用 

  1. 解釈と適用の関係 

  2. 包摂としての法規適用 

  3. このような見解に対する批判 

  4. 裁判官と法規 



? 裁判官による法の継続形成 

  1. 歴史学的な事柄 

  2. 裁判官の三重の課題 

  3. 欠缺問題と法律学的論理学 

  4. 裁判官による欠缺の解決 

  5. 総 括 



? 法 学 

  1. 思考方法としての体系 

  2. 法律学的体系について 

  3. 法学の方法 

  4. 法学の学問的特色 



おわりに―訳者による小括と展望 

参考文献 

基本用語訳語一覧 

学説彙纂 

人名・事項索引

ヘルムート・コーイング[エイチイーエルエムユーティー シーオーアイエヌジー]
ヘルムート・コーイング
1912年,ドイツのツェレ[Celle]に生まれる。キール,ミュンヘン,ゲッティンゲン,リール,フランクフルトの各大学で学ぶ。1941年,フランクフルト大学教授(ローマ法,民法)。マックス?プランク・ヨーロッパ法史研究所所長等を歴任し,2000年,フランクフルトで死去。民法,法制史,法哲学に関する多数の著作がある。その主要なものは,以下のとおりである。
 <i>Die Frankfurter Reformation von 1578 und das Gemeine Recht ihrer Zeit</i>, Frankfurt am Main 1935 (Dissertation).
 <i>Die Rezeption des r?mischen Rechts in Frankfurt am Main</i>. <i>Ein Beitrag zur Rezeptionsgeschichte</i>, Frankfurt am Main 19…

松尾 弘[マツオ ヒロシ]
松尾 弘
1962年,長野県生まれ。慶應義塾大学,一橋大学大学院で学ぶ。横浜市立大学助教授,横浜国立大学大学院教授を経て,2003年,慶應義塾大学教授。民法,開発法学を専攻。主要な著作として,以下のものがある。
 『J・ラズ 法体系の概念 ―― 法体系論序説(解説追補版)』(慶應義塾
 大学出版会,2011)。
 『民法の体系 ―― 市民法の基礎(第6版)』(慶應義塾大学出版会,201
 6,近刊)。
 『ケースではじめる民法(第2版)』(共著,弘文堂,2011)。
 『物権・担保物権法(第2版)』(共著,弘文堂,2008)。
 『債権総論』(共著,法律文化社,2006)。
 『新訂 民法と税法の接点 ―― 基本法から見直す租税実務』(共編著,
 ぎょうせい,2007)。
 『良い統治と法の支配 ―― 開発法学の挑戦』(日本評論社,2009)。
 『財産権の保障と損失補償の法理』(大成出版社,2011)。
 『開発法学の基礎理論 ―― …

内容説明

ドイツ20世紀最大の法学者が遺した法解釈のエッセンス。法学の基礎知識中の基礎知識。ローマの法律学、中世のスコラ学的法学、フランス法律学、ドイツ法律学、英米法律学といった法律学の主要類型の知識を獲得し、法の解釈と適用についての方法論をコンパクトかつ本格的に学ぶ。

目次

1 基本的な事柄
2 法律学的思考の歴史学上の諸類型
3 法典の解釈
4 法規の適用
5 裁判官による法の継続形成
6 法学

著者等紹介

コーイング,ヘルムート[コーイング,ヘルムート] [Coing,Helmut]
1912年、ドイツのツェレ(Celle)に生まれる。キール、ミュンヘン、ゲッティンゲン、リール、フランクフルトの各大学で学ぶ。1941年、フランクフルト大学教授(ローマ法、民法)。マックス‐プランク・ヨーロッパ法史研究所所長等を歴任し、2000年、フランクフルトで死去。民法、法制史、法哲学に関する多数の著作がある

松尾弘[マツオヒロシ]
1962年、長野県に生まれる。慶應義塾大学、一橋大学大学院で学ぶ。横浜市立大学助教授、横浜国立大学大学院教授を経て、2003年、慶應義塾大学教授。民法、開発法学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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たまぞう

0
書名に法解釈「学」とあるとおり、「学問としての法解釈の基礎づけ」といった内容の本。著者がドイツ人というのもあって、日本法の文脈で法解釈の具体的な実践を学びたい人にはむかない。またもっとも残念だったのは、訳者によるゴシック体の太字強調が随所に見られたこと。強調の意図がわからない箇所も多々あり、正直押しつけがましいと感じた。本書は太字強調を必要とするレベルの初学者が読む本ではないし、そもそもどこが重要かは読者の関心によって異なる。そのため訳者による介入は自制したほうが、余計なノイズがなくて良かったと思う。2022/06/29

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