からだによいオイル―健康と美容をかなえる油の教科書

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からだによいオイル―健康と美容をかなえる油の教科書

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766423051
  • NDC分類 498.55
  • Cコード C0077

出版社内容情報

本書は、オイルの特徴と機能をわかりやすく解説した。オイルを正しい方法で摂るなど、食事と健康のお手伝いを主眼とした。油ドクターによるオイルのバイブル!

あなたは、オメガ3がからだにいい理由、EPAやDHAが頭にいい理由を説明できますか?

この本で、オイルの特性・選び方・摂り方や、脂質についての基礎知識を身につけて、豊かな食生活と健康で安らかな毎日を過ごしましょう。



 毎日の健康的な生活で気をつけることは、食事と運動です。この本では、とくに食事の中のオイル(油)に注目します。オイルは、貴重な栄養素で、少ない食事量で多くのエネルギー(カロリー)を得ることができ、私たちの身体をつくる60兆個の細胞の一つひとつを機能させています。

 現代日本人にとって、カロリーは大きな問題ではありません。日本人の一日平均摂取カロリーは1890キロカロリーで、第二次世界大戦直後である1946年の摂取カロリーを下回っています。すなわち、カロリーを基盤としたダイエットは必要ないのです。それよりも、食事のバランスと食材の選択が重要です。

 この本では、オイルの特徴と機能をわかりやすく解説しました。おいしい栄養素であるオイルをせっかく摂るのであれば、目的に合致したオイルを、正しい方法で摂ろうではありませんか。この本が、あなたの食事を豊かに、そしてあなたを健康的にするお手伝いができれば幸いです。

(「まえがき」より)

まえがき



<b>第1章 からだによいオイル</b>

 <b>【アマニ油・エゴマ油】</b>

  ? よく聞く「オメガ3」って何?

  ? 血管壁の健康が、全身の健康を左右する

  ? なぜ、オメガ3が血管にいいのか?

  ? LDLコレステロールを取り除き、血液サラサラに

  ? 血管をツルツルにして動脈硬化を防ぐ

  ? 炎症を抑制し、免疫機能を正常化する

  ? オメガ3とオメガ6をバランスよくとることが大切

  ? たった一つの注意点 ―― オメガ3は熱に弱い

  ? アマニ油、エゴマ油の選び方と摂取量

  ? なぜ「青魚を食べると頭にいい」といわれるのか?

 <b>【オリーブオイル】</b>

  ? 調理油として最適なオリーブオイル

  ? LDLコレステロールを軽減、血液サラサラに

  ? オリーブオイルの選び方

  ? オリーブオイルの使い方と摂取量

 <b>【ココナッツオイル】</b>

  ? 中鎖脂肪酸 ―― ココナッツオイルでしか摂れない「いい脂質」

  ? 一日大さじ1杯のココナッツオイルで肥満を防ぐ

  ? 血管の健康にも効果的

  ? 糖に代わる脳のエネルギー源となり、認知症を予防

 <b>【ナッツオイル】</b>

  ? 「安眠効果」のあるナッツオイル

  ? ナッツオイルで脳機能も向上

  ? ナッツオイルの「からだにうれしい不純物」とは?

  ? ナッツオイルの摂取量

 <b>【ごま油】</b>

  ? 「肝臓」が健康なからだは病気知らず

  ? なぜ、ごま油は肝臓にいいのか

  ? 「飲酒前に小さじ半分」 ―― ごま油の活用法

 <b>【マカダミアナッツ】</b>

  ? 紫外線をカットし、肌を老化から守る

  ? 皮脂に近い「パルミトオレイン酸」をたくさん摂れるのはマカダ

    ミアナッツだけ

 <b>【精油】</b>

  ? 精油とは?

  ? 心地いい環境で使うのが一番

 <b>【石鹸】</b>

  ? 自家製石鹸のつくり方

  ? 自家製石鹸レシピ

  ? 市販の石鹸より自家製石鹸のほうがいい理由

  ? 意外と古い、日本人とオイルの歴史



<b>第2章 そもそも「オイル」って何ですか?</b>

  ? オイルとは?

  ? オイルの種類 ―― 飽和脂肪酸

  ? オイルの種類 ―― 不飽和脂肪酸

  ? 植物性、動物性という分け方はナンセンス

  ? オイルがなければ、からだはつくられない

  ? オイルがなければ、からだは動くこともできない

  ? オイルの消化 ―― 脂肪酸とモノグリセリドへ

  ? オイルの吸収

  ―― 小腸から吸収され、ふたたびトリグリセリドに

  ? オイルの代謝 ―― リポタンパク質となって大循環系へ

  ? 体内で余ったオイルは、どうなる?

  ? 食べた食品や飲んだ薬は、からだの中でどうなる?

  ? 薬や食品の効果は、どのようにしてあらわれるか?

  ? 薬のとり方と副作用

  ? 健康診断における脂質の正常値

  ? オイルの分子構造がわかる実験



<b>第3章 オイルとからだ ―― オイルを健康に役立てる</b>

  ? オイルを摂らないと、からだはどうなるか

  ? 日本人は意識してオイルを摂ったほうがいい

  ? 糖質と脂質の関係について

  ? 肉を食べるほど不健康?

  ? オイルが毒になることもある?

  ? 飽食日本で断食する意味

  ? 一日三食、一日二食、一日一食……いちばんいい「食べ方」は?



あとがき

井上 浩義[イノウエ ヒロヨシ]
井上 浩義
1961年福岡県生まれ、1989年九州大学大学院理学研究科博士課程修了、山口大学医学部生理学教室助手、久留米大学医学部放射性同位元素施設教授などを経て、2008年から慶應義塾大学医学部化学教室教授。日本抗加齢医学会評議員、日本生理学会評議員など。現在、中央教育審議会高等学校の数学・理科にわたる探究的科目の在り方に関する特別チーム委員、経済産業省資源エネルギー庁専門委員など。平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞、化学コミュニケーション賞2012など受賞多数。医学博士、理学博士。

目次

第1章 からだによいオイル(アマニ油・エゴマ油;オリーブオイル;ココナッツオイル ほか)
第2章 そもそも「オイル」って何ですか?(オイルとは?;オイルの種類―飽和脂肪酸;オイルの種類―不飽和脂肪酸 ほか)
第3章 オイルとからだ―オイルを健康に役立てる(オイルを摂らないと、からだはどうなるか;日本人は意識してオイルを摂ったほうがいい;糖質と脂質の関係について ほか)

著者等紹介

井上浩義[イノウエヒロヨシ]
1961年福岡県生まれ、1989年九州大学大学院理学研究科博士課程修了、山口大学医学部生理学教室助手、久留米大学医学部放射性同位元素施設教授などを経て、2008年から慶應義塾大学医学部化学教室教授。日本抗加齢医学会評議員、日本生理学会評議員など。現在、中央教育審議会高等学校の数学・理科にわたる探究的科目の在り方に関する特別チーム委員、経済産業省資源エネルギー庁専門委員など。平成22年度文部科学大臣表彰科学技術賞、化学コミュニケーション賞2012など受賞多数。医学博士、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ユウ@八戸

7
図書館の本。美味しそうな本かと思いきや、食育と化学と人体に関連する、ほんとに教科書のような本だった。エゴマ油やオリーブオイルくらいは知ってるけど、ナッツオイルとか精油とかまでカバーされてるので読んでてもちょっとおもしろい。そんなんあるんだ。何度も読みたい本ではないけれど、知識としては読んどいて損のない本、かも。2018/03/08

Humbaba

6
健康によいオイルは確かに存在する。しかし、それはあくまでも適量を摂取した時の話である。通常に加えてさらに摂取すればそれは過剰量となり寧ろ健康を害する原因になり得る。また、もともとは健康によい油だったとしても、劣化によりそうではなくなってしまう可能性もある。適切な量を適切な期間に摂取する事が重要である。2016/09/03

ずーにゃん

4
最近、オイルに関する本を読み漁ってるけど、この本はわかりやすくて教科書という言葉が合っていると感じました。単に『オメガ3は身体に良い』と言うだけでなく『何故オメガ3が身体に良いのか』ということを分子構造から教えてくれます。2017/01/30

虎ボルタ

1
興味深く読めました。青魚、青魚、と。後半は専門的で正直よく解らなかったのですが、前半だけでも知らないより知っていた方が…ということ満載でした。エゴマ油、頂いて長いこと放置してたのがあるけど、未開封でも酸化してるかなぁ。あと、熱を通しちゃいけないのか。勉強になりました。2022/09/15

かずぼう

1
この本を読み、オメガ3が主に含まれているアマニ油、エゴマ油を買いに走ったワタシ。 適量を続けてみよう。2021/02/23

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