海外の安楽死・自殺幇助と法

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海外の安楽死・自殺幇助と法

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766422634
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C3032

出版社内容情報

本書は、アメリカ、英国、ドイツ、安楽死を認めるオランダなど、代表的な国々の法とその運用を当該諸国の研究者が紹介・解説する。

▼安楽死、医師による自殺幇助。
一般に大きな法的・倫理的問題として報道されるこうした事例は、海外ではどのように扱われているのか? アメリカ、英国をはじめ、ドイツ、フランス、そして積極的に安楽死を認めるオランダといったベネルクス3国など、代表的な国々の法とその運用を、当該諸国の代表的な研究者が紹介・解説する。
医事法の第一人者である甲斐克則教授の監訳・編纂による、法と倫理の限界領域を紹介する書籍。

第1部 英米法圏国家の状況
(アメリカ合衆国の状況)
 第1章 アメリカ合衆国における自殺幇助と法の支配
  カール・F・グッドマン / 甲斐克則(訳)

(英国の状況)
 第2章 英国における終末期の意思決定
  シーラ・マクリーン / 甲斐克則・新谷一朗(訳)

 第3章 自殺幇助に関するインフォーマルな法の変容 ―検察官のための
     指針―
  ペニー・ルイス / 甲斐克則(監訳) / 福山好典・天田悠(訳)

(オーストラリアの状況)
 第4章 安楽死・自殺幇助と法 ―比較法的アプローチ―
  ジョージ・ムスラーキス / 甲斐克則(訳)

第2部 大陸法圏国家の状況
(ドイツの状況)
 第5章 臨死介助の刑法上の問題性
  ハロー・オットー / 甲斐克則・久藤克子(訳)

 第6章 ドイツにおける臨死介助および自殺幇助の権利
  ヘニング・ローゼナウ/甲斐克則・福山好典(訳)

(フランスの状況)
 第7章 フランス法における安楽死
 クリスティアン・ビック / 柿本佳美(訳)

第3部 ベネルクス3国の状況
(オランダ・ベルギーの状況)
 第8章 オランダとベルギーにおける安楽死と医師による自殺幇助
  アグネス・ヴァン・デル・ハイデ / 甲斐克則・福山好典(訳)

(ヨーロッパ全体・ベルギーの状況)
 第9章 安楽死 ―ヨーロッパおよびベルギーにおけるスタンスと実務―
  リュック・デリエンス / 甲斐克則・福山好典・天田悠(訳)

(ルクセンブルクの状況)
 第10章 ルクセンブルクにおける臨死介助 ―新法の成立過程,解釈お
     よび実務―
  シュテファン・ブラウム / 甲斐克則・天田悠(訳)

編訳者解説・あとがき

【著者紹介】
甲斐 克則
早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)研究科長,同教授。広島大学名誉教授。日本医事法学会代表理事,日本生命倫理学会代表理事,日本刑法学会理事。1954年生まれ。九州大学法学部卒業,九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得,法学博士。九州大学法学部助手,海上保安大学校専任講師,同助教授,広島大学法学部助教授,同教授を経て,現職。
著書に,ペーター・タック『オランダ医事刑法の展開』(編訳,慶應義塾大学出版会,2009年),『医事刑法研究1  安楽死と刑法』(成文堂,2003年),『医事刑法研究2  尊厳死と刑法』(成文堂,2004年),『医事刑法研究3  被験者保護と刑法』(成文堂,2005年),『医事刑法研究4  生殖医療と刑法』(成文堂,2010年),『医事刑法研究5 医療事故と刑法』(成文堂,2012年),『医事法講座1  ポスト・ゲノム社会と医事法』(編著,信山社,2010年),『医事法講座2  インフォームド・コンセントと医事法』(編著,信山社,2011年),『医事法講座3 医療事故と医事法』(編著,信山社,2012年),『…

内容説明

安楽死、医師による自殺幇助。大きく報道されるこの法的・倫理的問題は海外ではどのように扱われているのか。医事法の第一人者、甲斐克則教授編訳のもと、アメリカをはじめ、ドイツ、フランス、そして積極的に安楽死を認めるオランダ等、代表的な国々の法とその運用を、当該国の代表的な研究者が紹介・解説する。

目次

第1部 英米法圏国家の状況(アメリカ合衆国における自殺幇助と法の支配;英国における終末期の意思決定;自殺幇助に関するインフォーマルな法の変容―検察官のための指針;安楽死・自殺幇助と法―比較法的アプローチ)
第2部 大陸法圏国家の状況(臨死介助の刑法上の問題性;ドイツにおける臨死介助および自殺幇助の権利;フランス法における安楽死)
第3部 ベネルクス3国の状況(オランダとベルギーにおける安楽死と医師による自殺幇助;安楽死―ヨーロッパおよびベルギーにおけるスタンスと実務;ルクセンブルクにおける臨死介助―新法の成立過程、解釈および実務)

著者等紹介

甲斐克則[カイカツノリ]
早稲田大学大学院法務研究科(法科大学院)研究科長、同教授。広島大学名誉教授。日本医事法学会代表理事、日本生命倫理学会代表理事、日本刑法学会理事。1954年生まれ。九州大学法学部卒業、九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得、法学博士。九州大学法学部助手、海上保安大学校専任講師、同助教授、広島大学法学部助教授、同教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こずえ

1
安楽死や自殺幇助の他国での扱いを俯瞰できるのて法制度や倫理を考える面で役に立つ。法学部・倫理専攻の人のみならず一般教養の生命倫理にもよい

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