出版社内容情報
覇権を争う帝国の為政者たちは、国連に何を託したのか。20世紀ヨーロッパ史の大家マゾワーが描く、「逆説の理想的国際機構論」。
国連は無力なのか?
覇権を争う帝国の為政者たちは、
国連に何を託したのか。
20世紀ヨーロッパ史の大家マゾワーが描く、
「「逆説」の理想的国際平和機構論」。
解説=渡邊啓貴
謝辞
序 章
第1章 ヤン・スマッツと帝国主義的インターナショナリズム
第2章 アルフレッド・ジマーンと自由の帝国
第3章 民族、難民、領土 ユダヤ人とナチス新体制の教訓
第4章 ジャワハルラール・ネルーとグローバルな国際連合の誕生
終 章
解説 「逆説」の理想的国際平和機構論 渡邊啓貴
訳者あとがき
原註
索引
【著者紹介】
マーク・マゾワー
1958年ロンドン生まれ。オクスフォード大学で古典学と哲学を専攻。ジョンズ・ホプキンス大学で修士号、オクスフォード大学で博士号を取得。現在コロンビア大学教授。ギリシャを中心とするバルカンの専門家であるにとどまらず、20世紀ヨーロッパ史の世界的権威である。「フィナンシャル・タイムズ」紙、「インデペンデント」紙などの寄稿者でもある。バルカンを扱った <i>Inside Hitler's Greece: The Experience of Occupation</i>, <i>1941?44</i> (1993)、 <i>The Balkans: A Short History</i> (2002)、 <i>Salonica</i>, <i>City of Ghosts: Christians</i>, <i>Muslims and Jews</i>, <i>1430?1950&…
内容説明
国連は無力なのか?覇権を争う帝国の為政者たちは、国連に何を託したのか。20世紀ヨーロッパ史の大家マゾワーが描く、「「逆説」の理想的国際平和機構論」。
目次
第1章 ヤン・スマッツと帝国主義的インターナショナリズム
第2章 アルフレッド・ジマーンと自由の帝国
第3章 民族、難民、領土 ユダヤ人とナチス新体制の教訓
第4章 ジャワハルラール・ネルーとグローバルな国際連合の誕生
著者等紹介
マゾワー,マーク[マゾワー,マーク] [Mazower,Mark]
1958年ロンドン生まれ。オクスフォード大学で古典学と哲学を専攻。ジョンズ・ホプキンス大学で修士号、オクスフォード大学で博士号を取得。現在コロンビア大学教授。ギリシャを中心とするバルカンの専門家であるにとどまらず、20世紀ヨーロッパ史の世界的権威である。「フィナンシャル・タイムズ」紙、「インデペンデント」紙などの寄稿者でもある。バルカンを扱ったInside Hitler’s Greece:The Experience of Occupation,1941‐44(1993)、The Balkans:A Short History(2002)、Salonica,City of Ghosts:Christians,Muslims and Jews,1430‐1950(2004)で次々と権威ある賞を受ける
池田年穂[イケダトシホ]
1950年横浜市生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は移民論、移民文学、アメリカ社会史。ティモシー・スナイダー『赤い大公―ハプスブルク家と東欧の20世紀』(2014年度「義塾賞」)、『生寡婦』(2002年度「カナダ首相出版賞」)など多数の訳書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。