認知症にならないための生活習慣

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認知症にならないための生活習慣

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766422344
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0047

出版社内容情報

本書は、高齢者が自立して生活できる期間をのばすように、認知症について正しい知識をもつこと、生活習慣をみなおすことを提言する。

▼元慶應義塾大学病院長が説く認知症にならないための生活習慣。

高齢者が認知症にもならずに自立して生活できる期間(健康寿命)をのばすように、まずは認知症について正しい知識をもつこと、生活習慣をみなおすことを提言する。自らも実践しているよい生活習慣を紹介。特に脳の活性化を図り、頭を使うことで認知的予備力を高め、老いるということを受け止めながらも、前向きに生きる術を助言する。患者さんとともに長く人生を過ごして来た著者が、高齢者の生活習慣の改善に役立つ生きた情報を心を込めて提言した本である。

プロローグ
 1 平均寿命まで元気で生きられない理由
 2 健康寿命を延ばすにはメタボリック症候群と認知症の予防が必要
 3 生活習慣はすべて脳の働きに関連する
 4 認知症は生活習慣病 ― 認知予備力は脳のバッテリー
 5 本書を書くことになった理由

 <b>?T章 認知機能に関する基本的な10の質問と応え</b>
 
<b>認知機能に関する基本的な10のQ&A</b>
 Q1 認知機能とはどういうものですか
 Q2 認知機能の低下とは
 Q3 認知症の初期を疑う症状は早期診断、治療、予防が大切
 Q4 運動が認知機能を高めるのはどうしてか
 Q5 運動以外に認知機能の低下を予防する方法は
 Q6 認知機能の低下を予防するのに、頭を使うだけではなぜダメなの
    か
 Q7 日記や文章を書くこと、音読がどうして認知機能を高めるのか
 Q8 認知症の人でもリハビリテーションによって認知機能が改善する
    のか
 Q9 孤独、孤立している人が認知症になりやすいのか
 Q10 認知症になりやすい人のタイプは

 <b>?U章 認知症とは</b>

<b>認知症とはどのような病気なのか</b>
 1 認知症は増加している
 2 認知症をおこす疾患
   アルツハイマー病 / 血管型認知症 / レビー小体病型認知症
   前頭側頭型認知症 /慢性硬膜下血腫 / 正常圧水頭症
   仮性認知症 / 薬物の副作用で認知症の症状を示す例 
 3 加齢に伴う記憶障害は認知症とまちがわれることがある ― 物忘れ
   外来を活用
 4 軽度の認知障害の人には脳の活性化習慣を積極的に行う
 5 認知症に対するリハビリテーション
 6 難聴があると認知障害が進行するリスクがある
 7 嗅覚障害が認知症の早期にみられることがある
 8 認知症に対する薬物療法
 9 認知症と性格
 10 認知症になると睡眠が昼夜逆転する
 コラム 若年性認知症をテーマにした映画 / 「物忘れ」を認知症と誤
     診されることがある
     片足立ちが20秒未満は認知機能低下を予測する因子 / 頻尿
     は認知症のリスクを増す
     コーヒーは認知症予防に有効か / 認知症の原因は生体時計の
     乱れ?  

 <b>?V章 脳を活性化する生活習慣 ― 認知的予備力を高める</b>

<b>習慣はどのようにつくられてきたか、それを変えるにはどうするか</b>
 1 頭を使うことで認知的予備力を高め、認知症を防ぐ
 2 頭を使うことが認知力を高めることの根拠
 ― 脳機能イメージングによる日常行動の研究
 3 ライフスタイルと認知症の関係についての大規模調査
 4 加齢変化と認知症は連続している―平均寿命まで認知機能を維持し
   よう
 5 長生きして、知的活動も健全な人びと
   僧侶、修道女はなぜ長生きで認知症にならなかったか
   104歳の医師日野原重明氏について
   長寿科学を実践している医師、祖父江逸郎氏について
   作家宇野千代さんの生活信条 / 100歳まで映画を撮り続けた新
   藤兼人氏
 6 高齢者は認知力を高めるためにどのような能力を生かしたらよいか
 7 考えて書くことは脳のどの部位を活性化するか
 8 脳を刺激する方法の中で何を選ぶか
 9 新しいことに挑戦する
 コラム 睡眠時間が短いと認知機能は低下する / 認知症予防を世界規
     模で
     脳の老化と性格変化
     日頃から脳を活性化している人は同じようなことを考える

 <b>?W章 脱ストレス習慣 ― ストレスが生活習慣を守れなくする黒幕</b>

<b>生活習慣を変えればストレスが身体に与える悪影響を減らせる</b>
 1 ストレスはどのような経路で身体に影響を与えるか
 2 ストレスがあると身体に何がおこるか?
 3 強烈なストレスがあると認知症になる
 4 心身相関とは
 5 平常心をもち続けるにはリラックスすること
 6 ストレス対処法 ― 柔軟に受け止める、運動する
 7 感動して涙を流すことでストレスが軽減される
 〈解説〉 脳の機能分担と神経伝達物質について
      脳の機能の局所的な分担
      脳の神経伝達物質 / セロトニン神経 / ドーパミン細胞
 コラム 心はどこにあるのか

 <b>V章 脳を活性化する運動・食事・睡眠習慣</b>

<b>脳を活性化する運動習慣とは</b>
 1 運動の効用
   血糖値、中性脂肪を下げる / 睡眠障害を解消する
   ストレスを解消する / 運動はカロリー制限と同じ効果をもたらす
   運動は体温を上げる / 脳の働きを高め認知症を予防する
   高血圧を改善すると脳血管障害の発症率は20%減少する
 2 運動量の決め方
 3 脳を活性化する食習慣
   空腹時に食べる / 大豆はアセチルコリンを増やす
   青魚に含まれる三価の不飽和脂肪酸 / ビタミンB群
   血糖値を急上昇させないネバネバ食品 / 抗酸化物質ポリフェノー
   ル
   塩分
 4 脳を活性化する睡眠習慣
   高齢者の睡眠について / 良質な睡眠をとる方法
   不眠は糖尿病・高血圧・認知症のリスクになる
 コラム 「虚弱」とは

 <b>?Y章 生活習慣を守れない理由</b>

<b>習慣はどのようにつくられるか</b> 
 1 食習慣が守れない
 2 運動習慣が守れない
 3 睡眠習慣が守れない
 4 脳の活性化習慣が守れない
 5 脱ストレス習慣が守れない
 6 行動習慣が守れない

 <b>?Z章 脳に刺激を与える好奇心 ― 生活習慣の根拠</b>

<b>健康的な生活習慣を行う根拠とは</b>
 1 食事量(カロリー)の根拠
 2 食事間隔と食事時間の根拠
 3 肥満がいけない理由
   肥満はなぜからだに悪いか / 肥満は自己責任か / 肥満のメカニ
   ズム
 4 糖質制限食の長所と短所
   糖質制限食について
   体重が増える / ケトアシドーシス / 肉のとりすぎで肝臓障害
   がんの危険 / うつ病、認知症の危険
 5 カロリー制限のメカニズム 
 6 睡眠のメカニズム
   睡眠と覚醒のメカニズム
   脳中枢の部位 / 睡眠と覚醒の切り替えのメカニズム / 新しい知
   見
   なぜ夢をみるのか
 コラム アルツハイマー病と認知症患者の便は臭い

 <b>?[章 脳に刺激を与える思考訓練</b>

<b>脳の活性化のための「考える」という方法とは</b>
 1 人生の目標
 2 生き方いろいろ
   生きがいについて / 生き続けることの意味 / 悔しさをバネに生
   きる
   人生何をなすべきでないか
 3 人生いろいろ
   人生という山の下山の時期 / 人生を前期と後期に分けて生きる
   運命について 
 4 医療の不確実性
   健康診断(健診)の不確実性 / 老人の医療に対する疑惑、恐怖
   医療の限界 / 延命至上主義を再考する時代になりつつある
   患者の意思決定支援計画 / 終末期医療と自然死 
 5 老いと老化のいろいろ
   「老いる」と「老化」 / 老いをどこに感じるか
   加齢とともに感じることが違ってくる / 高齢者の性格の変化と寿
   命
   定年後の交友関係 / 老化による減点を思考することで補う
   高齢者には自立と自律が必要 / 高齢者は笑うことで、免疫力を強
   化すべし 
 6 死についての考え方はいろいろ
   死について考えることで、今を大切に生きる / 死をどう考えるか
 コラム 副交感神経を刺激する / 徳川家康の説く人生心得

エピローグ

【著者紹介】
神崎 仁
1961年3月 慶應義塾大学医学部卒業
1964年~65年 東京医科歯科大学生理学教室(勝木保次教授)
1966年3月 慶應義塾大学大学院(耳鼻咽喉科)修了
1966年~68年 ドイツミュンヘン大学耳鼻咽喉科留学
1972年   米国ベイラー大学耳鼻咽喉科訪問研究員
1987年4月 慶應義塾大学医学部教授
1995年10月 慶應義塾大学病院長
2001年4月 慶應義塾大学名誉教授、国際医療福祉大学教授
2001年7月 国際医療福祉大学附属熱海病院長

現在:日本聴覚医学会顧問、日本めまい平衡医学会参与、日本耳科学会参与、日本聴神経腫瘍研究会世話人、東京メニエール病カンファレンス代表、耳鼻咽喉科心身医学研究会顧問。

日本耳鼻咽喉科学会副理事長・総会会長、日本聴覚医学会理事長・総会会長、国際聴覚医学会会長、日本めまい平衡医学会理事・総会会長、日本耳科学会理事・総会会長等を歴任。

専門領域:耳科学、神経耳科学…

内容説明

認知機能の低下を予防する生活習慣とは?医師歴50余年の元慶應義塾大学病院長が5つ(運動、食事、睡眠、脱ストレス、脳を活性化する)のよい生活習慣を軸に、自らの経験も交えて説く、認知症予防の秘訣!!

目次

1章 認知機能に関する基本的な10の質問と応え
2章 認知症とは
3章 活を活性化する生活習慣―認知的予備力を高める
4章 脱ストレス習慣―ストレスが生活習慣を守れなくする黒幕
5章 脳を活性化する運動・食事・睡眠習慣
6章 生活習慣を守れない理由
7章 脳に刺激を与える好奇心―生活習慣の根拠
8章 脳に刺激を与える思考訓練

著者等紹介

神崎仁[カンザキジン]
1961年3月慶應義塾大学医学部卒業。1964年~65年東京医科歯科大学生理学教室(勝木保次教授)。1966年3月慶應義塾大学大学院(耳鼻咽喉科)修了。1966年~68年ドイツミュンヘン大学耳鼻咽喉科留学。1972年米国ベイラー大学耳鼻咽喉科訪問研究員。1987年4月慶應義塾大学医学部教授。1995年10月慶應義塾大学病院長。2001年4月慶應義塾大学名誉教授、国際医療福祉大学教授。2001年7月国際医療福祉大学附属熱海病院長。現在:日本聴覚医学会顧問、日本めまい平衡医学会参与、日本耳科学会参与、日本聴神経腫瘍研究会世話人、東京メニエール病カンファレンス代表、耳鼻咽喉科心身医学研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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