日韓の未来をつくる

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日韓の未来をつくる

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766422269
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0320

出版社内容情報

日韓両国はどのように過去を乗り越え未来を作っていけばよいのだろうか?韓国の各分野で活躍する知識人とのインタビューから考える。

▼私たちは、次の世代に何を残すのか?

▼日韓両国はどのようにお互いの過去を乗り越え未来を作っていけばよいのだろうか? 文学、スポーツ、芸能、ジャーナリスト、NGO代表、研究者、元駐日大使など、韓国の各分野で活躍する知識人とのインタビューから考える一冊。

▼韓流ブームからなぜ嫌韓ムードへ? / 元外相が語る日韓国交正常化 / ナショナリズムの克服と知識人の役割 / 日韓の自治体交流が果たす役割 / ITでつなぐアジアの大学 / ほか、幅広い分野の著名人との率直な対話から、日韓基本条約50年を迎える両国がもつ共通の課題と未来への突破口が浮かび上がる。

知的に、笑顔で、語り合おう ―― 「韓国知識人との対話」シリーズ刊行にあたって

はじめに

第1章 日韓の溝、その深さ
 <b>1 「竹島」というトゲに潜むもの(小説家 金辰明氏と語る)</b>
  自衛隊出動で日本に核攻撃が? / 日本の変化は止められない /
  南北分断という痛み / 韓中を接近させるもの /
  「日本が好き」ではあるけれど / 劇的な和解は可能か

 <b>2 安重根から見えてくるもの(歴史家 崔書勉氏と語る)</b>
  義士かテロリストか / 伊藤博文と日韓保護条約 /
  「アジア団結」を唱えたが / 義士・安重根への意外な評価 /
  岸信介からの伝言 / 国交正常化五〇年の積み重ねを大切に

 <b>3 慰安婦問題、その悩ましさ(世宗大学教授 朴裕河氏と語る)</b>
  解決をはばんだ両極端の主張 / 「同志的関係」という切なさ /
  責任の所在はどこに / 朝日新聞批判の構造 /
  日本の国会に望むこと

 <b>第1章の対談を終えて</b>

第2章 生き証人が語る「あの時」
 <b>1 外交官が見た条約調印への決断(元外交部長官 孔魯明氏と語る)</b>
  押し寄せるデモ隊と非常戒厳令 / 朴大統領の悲壮な覚悟 /
  信じられなかった金大中事件 / 教科書問題から「パートナーシップ
  宣言」へ / 両首脳への願い

 <b>2 「条約反対」から「日韓親善」へ(韓日親善協会中央会長 金守漢</b>
   <b>氏と語る)</b>
  反骨の学生時代 / 「屈辱外交反対」のスポークスマンに /
  韓日議員連盟で活動 / 社会党とも関係づくり / 日韓関係の今昔

 <b>3 劇的な「金大中訪日」の演出(元駐日大使、高麗大学名誉教授</b>
   <b>崔相龍氏と語る)</b>
  「奇跡は奇跡的に訪れはしない」 / 政治家の妄言に一喜一憂しな
  い / 日本文化の開放に踏み切る / 独仏のように和解できるか /
  日韓の壁をどう乗り越えるか

 <b>第2章の対談を終えて</b>

第3章 ジャパン・ウォッチャーたち
 <b>1 東京特派員から見た日本(元東亜日報編集局長 鄭求宗氏と語る)</b>
  歴史教科書問題と日韓メディア / ハングル世代としての「日本を知
  る企画」 / 感心してばかりの東京生活 / 日本研修が生きた朝刊紙
  への転換 / 弾圧された独裁時代 / 日韓メディアの右傾化を憂える

 <b>2 日本政治を見続けて(ソウル大学日本研究所長 朴?歩?氏と語る)</b>
  スタートは中曽根氏の世界平和研究所 / ドブ板選挙を体験 /
  ボスがいなくなった日本政治 / 「支配階級」なく、対立激しい
  韓国 / 「草の根保守」が広がった日本 / 韓国式の派手な喧嘩
  には愛情も

 <b>3 歴史観を近づけるために(ソウル市立大学教授 鄭在貞氏と語る)</b>
  「独島体験館」の企画意図 / 歴史教育にバランス感覚を /
  進歩した日本の歴史認識 / 歴史共同研究の試み /
  「東アジアの地中海」という発想を

 <b>第3章の対談を終えて</b>

第4章 スポーツ・芸能の世界で
 <b>1 「宿敵」同士、よき切磋琢磨を(元サッカー韓国代表チーム監督</b>
   <b>洪明甫氏と語る)</b>
  ロンドン五輪でのハプニング / Jリーグで学んだこと /
  池田コーチを招いたわけ / アジアのサッカーと未来

 <b>2 韓流ブームの先駆けとして(歌手 趙容弼氏と語る)</b>
  一五年ぶりの東京公演 / 世代をつなぐ新曲に挑戦 /
  紅白歌合戦から北京、そして平壤へ / 「釜山港へ帰れ」の歌詩の秘
  話 / 予想されたK-POPブーム

 <b>3 「韓流」と「日流」を読み解く(一橋大学准教授 権容?氏と語</b>
   <b>る)</b>
  「架け橋」を決意した少年時代 / 映画『シュリ』とドラマ『冬のソ
  ナタ』 / 衰えない韓国の日本文化人気 / JKカルチャーの模索を

 <b>第4章の対談を終えて</b>

第5章 市民社会と草の根交流
 <b>1 船上の日韓交流をプロデュース(環境財団事務総長 李美景氏と語</b>
   <b>る)</b>
  「ピース&グリーンボート」 / セウォル号事件とフクシマ /
  カルチャーギャップを越えて

 <b>2 日韓とアジアの学生交流を語る(東西大学総長 張済国氏と語る)</b>
  アメリカ留学から日本の商社へ / サハリン在留韓国人の子孫を招
  く / 多彩な大学間交流に活路 / いまの留学組が日韓関係を変える

 <b>3 自治体が果たす外交の役割(全羅南道知事 李洛淵氏と語る)</b>
  日韓で活発な知事の交流 / 日本企業の投資で活性化 /
  日韓首脳の長所と短所 / 記者時代に接した歴代の大統領 /
  メディアへの思い

 <b>第5章の対談を終えて</b>

第6章 未来をつくるために
 <b>1 「首都の交流」に思いを秘めて(ソウル市長、元市民派弁護士</b>
   <b>朴元淳氏と語る)</b>
  日本社会のよさに学ぶ / 「北京、ソウル、東京」のパートナーシッ
  プを / 過去の始末をきちんとつける / 若い人たちが未来を築く

 <b>2 ナショナリズムの克服と知識人の役割(ソウル大学教授 宋虎根氏</b>
   <b>と語る)</b>
  国家の無力を見せつけたセウォル号事件 / 「ごめんなさい」という
  スローガン / 日本は「大国としての翼」をもて / 歴史的対峙を弱
  める必要性 / 「独島・竹島」を友好の島に

 <b>3 「ソフトパワー立国」のすすめ(元文化庁長官 李御寧氏と語る)</b>
  「縮み」志向を忘れた日本 / 日中韓は「じゃんけん」の関係がい
  い / 「失われた二〇年」こそ素晴らしかった / ポピュリズムと民
  主主義 / 日中韓で共通の漢字を

 <b>第6章の対談を終えて</b>

おわりに

参考文献
インタビューリスト

【著者紹介】
若宮 啓文
(公)日本国際交流センター・シニアフェロー。慶應義塾大学・龍谷大学・韓国東西大学客員教授・ソウル大学日本研究所研究員。
1948年生まれ。東京大学法学部卒業、朝日新聞政治部長、論説主幹、主筆を経て、現職。日韓フォーラム幹事。
主要著作に、『戦後70年 保守のアジア観 』(朝日選書、2014年)、『新聞記者―現代史を記録する』(ちくまプリマー新書、2013年)、『闘う社説―朝日新聞論説委員室2000日の記録』(講談社、2008年)、『韓国と日本国』(共著、朝日新聞社、2004年)、『忘れられない国会論戦―再軍備から公害問題まで』(中公新書、1994年)、など。

内容説明

韓流ブームからなぜ嫌韓ムードへ?元外相が語る日韓国交正常化、ナショナリズムの克服と知識人の役割。活性化する日韓の自治体交流。ITでつなぐアジアの大学ほか、私たちは、次の世代に何を残すのか?

目次

第1章 日韓の溝、その深さ
第2章 生き証人が語る「あの時」
第3章 ジャパン・ウォッチャーたち
第4章 スポーツ・芸能の世界で
第5章 市民社会と草の根交流
第6章 未来をつくるために

著者等紹介

若宮啓文[ワカミヤヨシブミ]
(公)日本国際交流センター・シニアフェロー。慶應義塾大学・龍谷大学・韓国東西大学客員教授・ソウル大学日本研究所研究員。1948年生まれ。東京大学法学部卒業、朝日新聞政治部長、論説主幹、主筆を経て、現職。日韓フォーラム幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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kenitirokikuti

6
2015年刊行。本巻は元・朝日新聞主筆、若宮氏によるインタビュー集。1番目が『ムクゲノ花ガ咲キマシタ』の金辰明だったので目眩がしたのだけれども、ソウル大学日本研究所所長・朴 喆煕(パク・チョルヒ)、ジェラルド・カーチス門下などその手の人たちの話はためになった。小選挙区制導入ごろ、代議士を目指す日本の若手官僚たちが、自民の現職がいるので民主党から出ると語っていた、と。それがあの政権交代の原因だ、と。2019/01/26

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