出版社内容情報
関係性の違和感や社会的居場所のなさから生まれる様々な「感情」を、どのようにして客体化していけばよいのか。
〈私〉が感じる生と感情のリアリティ。
自己と他者をめぐる
社会学の新境地!
▼関係性の違和感や社会的居場所のなさから生まれる様々な「感情」を、どのようにして客体化していけばよいのか。
▼現代の「生」の根源を探求する、生と感情の社会学。
1 生と感情の社会学――まえがきにかえて 岡原正幸
2 生きられた経験へ――社会学を「生きる」ために 小倉康嗣
3 「時間が解決してくれる」ということ
――生の脈拍(e-motion)の傍らで 澤田唯人
4 〈私〉を揺さぶる他者を前に
――調査者(聞き手)が語り手になるとき 宮下阿子
5 喘息児としての私――感情を生きもどすオートエスノグラフィー
岡原正幸
6 ワーク・イン・プログレスとしての社会学作品――あとがきにかえて
岡原正幸
参考文献
【著者紹介】
岡原 正幸
慶應義塾大学文学部教授。1980年、慶應義塾大学経済学部卒業。1980~81年、ミュンヘン大学演劇学専攻留学。1987年、慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。2014~15年、ハンブルク大学パフォーマンススタディーズセンター。『感情資本主義に生まれて――感情と身体の新たな地平を模索する』 (慶應義塾大学出版会、2013年)、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』 (共著、第3版、生活書院、2013年)、などの著書がある。
内容説明
関係性の違和感や社会的居場所のなさから生まれる様々な「感情」を、どのようにして客体化していけばよいのか。現代の「生」の根源を探求する、生と感情の社会学。
目次
1 生と感情の社会学―まえがきにかえて
2 生きられた経験へ―社会学を「生きる」ために
3 「時間が解決してくれる」ということ―生の脈拍(´e‐motion)の傍らで
4 “私”を揺さぶる他者を前に―調査者(聞き手)が語り手になるとき
5 喘息児としての私―感情を生きもどすオートエスノグラフィー
6 ワーク・イン・プログレスとしての社会学作品―あとがきにかえて
著者等紹介
岡原正幸[オカハラマサユキ]
1957年生。慶應義塾大学文学部教授。1980年、慶應義塾大学経済学部卒業。1980~81年、ミュンヘン大学演劇学専攻留学。1987年、慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。専門は感情社会学、障害学、パフォーマティブ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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