内容説明
哲学の古典や日常の経験を超えて真理を探しに行こう。本書に掲載されている論文は、いずれも、科学哲学において今日、議論されることの多いテーマを扱っている。各論文のおわりには、論文についての質問、著者による解答、論文をめぐる議論を「ディスカッション」として掲載した。
目次
科学哲学を学ぶために
第１部 経験と知識の哲学（色や音は世界のなかにあるのか；経験的知識とはどのようなものか―合理的非合理性から見た科学的知識と知覚的知識）
第２部 生物学の哲学（有機体とは何か―生物学における存在論；遺伝情報を考える；進化論は生物の変化をどのように説明するのか）
第３部 物理学の哲学（物理学の認識論的転回を目指して）
著者等紹介
西脇与作［ニシワキヨサク］
慶應義塾大学名誉教授。専門は科学哲学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
8
西脇先生とは卒業式で握手させてもらった。感慨深い。慶應通信のテキストは600頁を越えている。59行ある科目試験の最後の行まで埋めた記憶が今でも思い出される。60分で持ち込み可。ペン書き。懐かしいの一言。本書は、入門と付くものの、一切手加減のない専門的論文が掲載されている。その証拠に、素人読者にも34頁～本格的な文献紹介をいただける。ありがたい情報である。各先生方の玉稿も精選された参考文献ゆえに、素人読者でも容易にそうした文献を参照できる。専門用語はゴシック太字。ディスカッションも随所にみられ、緩急もある。2014/02/13
ゆきち
2
すんません 投げます。 半分まで読んでもうおなかいっぱい。 人間は『物体そのもの』は見えないって結論がはるか昔に出てるのにいつまでこんなこと言ってるんだ？ 誰得やねん？2014/02/01
