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内容説明
契約は締結時に決められたことを自動的機械的に実現されるのではない。履行プロセスを通じて当事者の利益を調整しつつ、最大限の利益となるように実現される。契約法における基礎概念を根源から捉え直しながら、債権法改正の時代における真に必要な議論を提示する。
目次
動態的契約理論
第1部 受領遅滞論(弁済提供制度の沿革;ドイツ受領遅滞論の形成;受領遅滞制度;買主の引取遅滞制度)
第2部 遅滞要件論(受領遅滞および履行遅滞の要件;債権者の明確な受領拒絶)
第3部 契約解除論(付遅滞解除の要件;債務者の明確な履行拒絶)
第4部 結論(総括)
著者等紹介
北居功[キタイイサオ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授。1961年生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同法律学科卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、同博士課程単位取得退学。慶應義塾大学法学部専任講師、同助教授、同教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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