内容説明
技術革新と業界再編が進み、かつてない変革が迫られている映画、放送、音楽、スポーツ、テーマ・パーク、演劇、ゲーム、カジノ、出版などのエンタテインメント産業。本書は、インスティテューショナル・インベスター誌やウォール・ストリート・ジャーナル誌のアナリスト・ランキングで長年トップの座にあったハロルド・ヴォーゲル氏が、経済・マーケティング・財務・会計の視点からその製作プロセスと産業構造を横断的・網羅的に分析した名著の待望の邦訳版である。
目次
第1部 序論(経済学的視点;基本原理)
第2部 メディアを使ったエンタテインメント(映画のマクロ経済;映画製作とマーケティング;映画とテレビの財務会計;音楽ビジネス;放送事業;ケーブル業界;出版;玩具とゲーム)
第3部 ライブ・エンタテインメント(ギャンブルと賭け事;スポーツ;パフォーミング・アーツと文化;遊園地とテーマ・パーク)
第4部 総括(産業の業績と政策)
著者等紹介
ヴォーゲル,ハロルド・L.[ヴォーゲル,ハロルドL.] [Vogel,Harold L.]
メリル・リンチで17年間アナリストとして活躍し、インスティテューショナル・インベスター誌によるアナリスト・ランキングで10年間、エンタテインメント部門のトップの座にあった。現在ではニューヨークで投資顧問会社を経営するかたわら、エンタテインメント、メディア、観光産業での投資、そして市場の危機に関する著作や講演をおこなっている。ニューヨーク大学修士(経済学)、コロンビア大学修士(経営管理)、ロンドン大学博士(金融経済学)
助川たかね[スケガワタカネ]
大学在学中に大手商業劇団に入団。その後、一貫してエンタテインメント・ビジネスに従事した。1995年、コロンビア大学経営大学院に留学中、客員教授だった著者のハロルド・L.ヴォーゲル氏と出会う。現在は、岡山県立大学デザイン学部教授。慶應義塾大学経済学部卒。コロンビア大学修士(経営管理)およびアーツ・アドミニストレーション・プログラム研究員。ハーバード大学修士(都市計画および行政管理)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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