イスラームの形成―宗教的アイデンティティーと権威の変遷

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イスラームの形成―宗教的アイデンティティーと権威の変遷

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  • サイズ A5判/ページ数 356,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766420333
  • NDC分類 226
  • Cコード C3022

内容説明

中世イスラーム社会史研究の俊英によるイスラーム通史の決定版。古代末期からイスラーム時代への継続性や民衆のイスラーム実践の実態も踏まえながら、イスラームの形成の新しい歴史観を描く。北米中東学会アルバート・ホーラーニー賞を受賞。邦訳版では、訳者による注釈、解説、読書案内を付した。

目次

第1部 イスラーム以前の近東(古代末期の諸宗教;イスラーム以前のアラビア ほか)
第2部 イスラームの出現―六〇〇‐七五〇年(さまざまな研究方法と問題;イスラーム共同体の起源 ほか)
第3部 イスラームの基礎確立―七五〇‐一〇〇〇年(イスラーム的アイデンティティーの諸問題;宗教と政治 ほか)
第4部 中期のイスラーム―一〇〇〇‐一五〇〇年(中期イスラーム近東;中期イスラーム世界の特徴 ほか)
結部(中期から近代イスラームへ)

著者等紹介

バーキー,ジョナサン[バーキー,ジョナサン] [Berkey,Jonathan P.]
デイヴィッドソン大学歴史学科教授(学科長)。1981年にウィリアムズ大学を卒業後、プリンストン大学で歴史学の博士号を取得(1989年)。中世イスラーム社会史を専門とし、イスラームにおける教育、民間信仰、説教、女性などの観点からマムルーク朝期のアラブ諸都市で活躍するウラマーおよび民衆の実態を照射するとともに、イスラームにおける「正統」と「逸脱」の相克、権威の諸形態を考察する論考を数多く発表。『イスラームの形成―宗教的アイデンティティーと権威の変遷』北米中東学会アルバート・ホーラーニー賞受賞

野元晋[ノモトシン]
2000年マッギル大学(カナダ、モントリオール)大学院博士課程修了。Ph.D.現在、慶應義塾大学言語文化研究所教授。専門は、イスラーム思想史(ことにシーア派諸派の思想)

太田絵里奈[オオタエリナ]
太田(塚田)絵里奈。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程。2007年慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了。2008年~2011年エジプト・アラブ共和国立カイロ大学大学院文学研究科留学。専門は、前近代イスラーム史、アラブ社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

16
イスラームの歴史を、その前提となる古代末期の状況から説き起こし、16世紀ごろまでを扱った概説書。政治史や制度史よりも、信者たちの「イスラーム」としてのアイデンティティの誕生に焦点を当てた記述は面白い。ユダヤ教、キリスト教といった先行する一神教との関係や、アラブの伝統文化の影響を経て、いかにイスラームが「明確化」したかを論じている。後世に作られた「物語」を排して、イスラームが周囲を取り巻く緊張関係と相互作用の中で、ゆっくりと作られていった過程は興味深いもの。イスラームはいきなり現れた異端児ではないのだ。2023/04/02

ドウ

1
中東(著者の用語で言う近東)の歴史を、イスラーム教の成立以前から中期(ヨーロッパの中世)まで詳述した本。イスラーム教が普及・発展していく際に、他の宗教との交流・対立によって自らのアイデンティティを確立したことを論じ、日本人の中東研究者が書く本にはあまりない、イスラーム教の支配下での異教徒の活動についても章を割いて論じていて、とても面白い。ただ、著者のせいか訳者のせいか、文章が凄く読みにくいこと、近代の状況を論じていないことが欠点。2015/04/11

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