内容説明
初の普選、新戦術として脚光を浴びた選挙ポスター。政党や候補者はなにを訴え、有権者はどう臨んだか?希少な当時の選挙ポスターやビラ、立候補挨拶状や推薦状を紹介するとともに、第一回普選で繰り広げられた選挙戦の実際と有権者の政治への参加意識を読み解く。
目次
第1章 選挙ポスター導入過程
第2章 選挙啓蒙運動と有権者の意識
第3章 政党の選挙ポスター
第4章 候補者の選挙ポスター
第5章 中選挙区制導入の影響について―東京選挙区を中心に
第6章 政治啓蒙活動の新展開と行財政改革の提言―実業同志会と武藤山治
第7章 政党の離合集散の影響について―革新倶楽部の政友会合流を中心に
著者等紹介
玉井清[タマイキヨシ]
慶應義塾大学法学部教授。法学博士。1959年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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