内容説明
朴槿恵、金正恩政権下の朝鮮半島はどこへ向かうのか？南北朝鮮と周辺国の新しいリーダーによる地域秩序の再編とは。冷戦後の動きから今後の展望まで、朝鮮半島の新しいダイナミズムを読み解く。
目次
第１部 李明博政権から朴槿恵政権へ（朴槿恵政権の政治と外交―第１８代大統領選挙を通して見る韓国の課題；「グローバル・コリア」と米韓同盟―李明博政権時代の同盟変革）
第２部 金正恩政権の登場と経済的課題（第３回朝鮮労働党代表者会における金正恩公式化と「先軍」の継続意思；北朝鮮の新政権の経済政策と今後の北朝鮮；北朝鮮の経済―変革か改革か）
第３部 秩序再編をめぐる国際政治（北朝鮮の対南姿勢―李明博政権の「非核・開放・３０００」構想と南北関係；脱冷戦期における中国の対北朝鮮影響力の変化への考察；日本の政治変動と対北朝鮮政策；日朝国交正常化と東北アジアの秩序変化―その決定要因と影響を中心に；六者会合と「安全の保証」の地域的展開―米国の核態勢と北朝鮮「核保有」の修辞）
著者等紹介
小此木政夫［オコノギマサオ］
九州大学特任教授、慶應義塾大学名誉教授。１９４５年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、法学博士
西野純也［ニシノジュンヤ］
慶應義塾大学法学部准教授。１９７３年生まれ。同大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学、延世大学大学院政治学科博士課程修了、政治学博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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