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内容説明
30年ちかくにわたり学術出版に従事し、数々の名著を手がけてきた名編集者が、学術論文の出版を本気で考えるすべての人に向けて、学術出版の基本的な知識や具体的な手続きを分かりやすくユーモアを交えて解説。
目次
本を出版するということ
出版社の仕事
原稿を書く
出版社を選ぶ
出版社に接触する
編集者が求めているもの
原稿評価のプロセスを勝ち残る
出版契約を結ぶ
コレクションとアンソロジー
引用、掲載図版など
原稿を引き渡す
原稿がたどる道
電子出版とは何か
次回作に向けて
著者等紹介
ジャマーノ,ウィリアム[ジャマーノ,ウィリアム][Germano,William]
コロンビア大学で修士号、インディアナ大学で博士号を取得。コロンビア大学出版局の編集長を務めた後、ラウトレッジ社に勤務、30年近くにわたり学術出版に従事してきた名編集長。その間、編集を手がけた書籍の著者には、ジャック・デリダやジル・ドゥルーズ、ガヤトリ・C・スピヴァック、レイモンド・ウィリアムズなどが挙げられる。現在は、クーパー・ユニオンの英文学教授および人文社会学部学部長
松井貴子[マツイタカコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
4
2001年初出。評者は自費出版したが、今度は売れる本を書きたいと思った。「最初の50ページを読んでだめな原稿はだめ」(043ページ)とは、編集者の経験上いえることらしい(043ページ)。心したい。世は出版不況にして電子書籍も台頭してきたので、なかなか売るのが大変だと実感。だからこそ、人脈がポイントと思える。コストが100万円ぐらいは覚悟しなければ、となると、なかなか。本書は本格的に出版して、売り切る覚悟ができない限り、踏み出せないような厳しい内容だった。自費出版の方が相当に気楽。売る、売らないの違いは大。2013/02/08
Shun'ichiro AKIKUSA
0
アメリカの学術出版界について。日本にそのまま適用できる内容は少ないが・・・2016/12/02