内容説明
医療ツーリズムの導入に向けた本格的な調査にもとづく提言の書。
目次
第１章 患者が国境を越える医療ツーリズムの潮流（世界における医療ツーリズムの動向；アジア諸国における医療ツーリズム市場の状況―主要５カ国の現地調査を通して）
第２章 医療ツーリズムに関する医療機関調査（調査概要；海外・国内多変量解析 ほか）
第３章 我が国の医療ツーリズム推進状況（我が国の医療ツーリズムへの取り組み；中国の富裕層に照準）
第４章 中国消費者実態調査分析（調査概要；中国の一般消費者における医療ツアーの浸透状況 ほか）
第５章 新たな医療産業化の序章―医療ツーリズムの導入（我が国の公的保険制度；訪日外国人受け入れのためのインバウンド保険 ほか）
対談 観光庁における医療ツーリズム推進と取り組み
著者等紹介
羽生正宗［ハニュウマサムネ］
山口大学大学院経済学研究科教授（学術博士：医療・福祉経営戦略論、医療・福祉経営分析論、医療・福祉創造論、ヘルスツーリズム論）。税理士。一般社団法人日本メディカル研究所理事長。１９５４年大分県別府市生まれ。九州大学大学院法学研究科修士課程修了。九州大学大学院医学系学府医療経営・管理学修士課程修了。慶應義塾大学大学院商学研究科修士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kozawa
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例えばアメリカなどで特定の医療を受けるのに何ヶ月も待たされるので海外で受ける人もいますよね、と。本書では東・東南アジア各国の医療ツーリズム受け入れ側の様子を紹介した後、日本でも海外から日本の医者にかかるために来訪する外国人を増やせるのではないかと指摘する。簡単に目指せる道とも思えないが、日本の将来の生き残りビジネスとしてはまぁそういうのもありなんじゃなかろうかと。2012/02/16
