目次
ZH制度研究1巻の要旨
本研究の課題と方法
1874年~・「第1次委員会」審議と強制抵当権―「物権法準備草案・BGB第1草案・GBO第1草案・ZVG第1草案・EGBGB第1草案」の編纂過程
1888年~・「各界の反応」と強制抵当権―「草案公表とフィードバック」の編纂過程
1890年~・「第2次委員会」審議と強制抵当権―規制法典の変遷(BGBからの分離決定、ZVGへの編入決定、最終局面でのZPOへの編入決定)
1898年・ZPOと強制抵当権―ZPO変更法草案(1897年)とライヒ議会「第1次・第2次・第3次」審議
1931年・ZPO参事官草案と強制抵当権―修正「平等主義」(順位期間制度)への接合と新制度的機能
結論的考察
総括
我が国の法典編纂過程における「ドイツ強制抵当権制度」と「フランス裁判上抵当権制度」―制度不導入の「動機」の解明〔ほか〕
著者等紹介
斎藤和夫[サイトウカズオ]
慶應義塾大学法学部教授。1946年生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科、慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程、慶應義塾大学法学部助手、専任講師、助教授、1988年から現職。専攻は民法、担保法;担保実体法(→担保物権法・保証法等)・担保手続法(→民事執行・保全法・倒産法・民訴法等)、金融法、ドイツ法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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