内容説明
文人・高橋誠一郎の山荘暮らしとその交遊を綴る随筆集。
目次
虎が雨
狐
金庫
峯岸治三君
大森海岸
坂田山心中
筍
『兇刃』を読んで
除夜と元旦
王城山荘日誌抄〔ほか〕
著者等紹介
高橋誠一郎[タカハシセイイチロウ]
明治17年新潟に生まれる。明治31年慶應義塾普通科入学。明治41年慶應義塾大学部政治科卒。大正3年慶應義塾大学部理財科(現在の大学経済学部)教授に就任し、経済原論・経済学史を講ずる。以来、昭和53年まで三田で講義を続け、義塾における経済学研究の礎を築いた。昭和21年~22年慶應義塾長代理。日本学士院会員。文部大臣、日本藝術院院長、国立劇場会長等を務め、戦後の文化行政を指導した。昭和54年文化勲章受章。昭和57年2月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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