内容説明
米国で最も評価が高く、広く読まれているインテリジェンスのテキストの初の邦訳。インテリジェンスとは何か、米国のインテリジェンス機関の機能と役割、情報収集、分析、秘密工作、カウンターインテリジェンス、政策決定者および議会との関係などをバランスよく解説し、今後の課題を探る。最後に英国、中国、フランス、イスラエル、ロシアのインテリジェンス機関の紹介を付す。
目次
「インテリジェンス」とは何か
米国インテリジェンスの発展
米国インテリジェンス・コミュニティ
マクロ見地からのインテリジェンス・プロセス―誰が、何を、誰のために
収集と収集方法
分析
カウンターインテリジェンス
秘密工作
政策決定者の役割
監視と説明責任
インテリジェンスの課題―国民国家
インテリジェンスの課題―国境を越える問題
インテリジェンスをめぐる倫理及び道徳上の問題
インテリジェンス改革
諸外国のインテリジェンス機関
著者等紹介
ローエンタール,マーク・M.[ローエンタール,マークM.][Lowenthal,Mark M.]
ブルックリン大学卒業、ハーバード大学博士(歴史学)。米国議会調査局、国務省情報調査局課長・次官補代理、下院情報委員会事務局長、中央情報長官室などを経て、中央情報庁(CIA)長官補(分析・生産担当、2002‐2005年)。同時期に、国家情報会議副議長。その間、コロンビア大学やジョンズ・ホプキンス大学で客員教授としてインテリジェンス関係の講義を担当。現在、米国インテリジェンス・安全保障アカデミー会長
茂田宏[シゲタヒロシ]
1942年生まれ。東京大学中退。1965年外務省入省。外務省国際情報局長、総理府国際平和協力本部事務局長、イスラエル大使、テロ対策担当大使などを経て退官後、東京大学、拓殖大学、同志社女子大学客員教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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